鹿児島県は姶良市蒲生町に行った。

グラニスタ ハイラインを履いて・・・。
目的は蒲生町(「がもうちょう」と思っていたら「かもうちょう」だった)にある靴屋。
以前からFacebook やHP(http://hirakihimi-shoes.com/)を見て気になっていた。

蒲生(かもう)靴屋
店舗と作業場が別棟になっている。

店舗

店舗にはサンプルシューズが並べてある。
サンプルで足合わせをしてからの受注生産が基本。
この靴が気になった。(サンプルシューズ)

上から見るとあまり分からないが、この靴のトゥはかなり反り上がっている。

「LUPIN(ルパン)」という木型の「P-38」というモデル。
そう、ルパン3世が履いているような靴なのだ。
ここの靴は基本的におでこ靴で、トゥがかなり丸っこい。
この「LUPIN」が最もトゥがスッとした木型。
履いてみると、意外に違和感がない。
ジーンズによく合う。
試し履きしている間に、
私が履いてきた靴やら、鹿児島市の靴工房「CITTA 」のことやら、
いろいろと話をした。
すると店主が・・・
「あの・・・ブログ書いてる方じゃありませんか?」
最近よく聞くなあ、この言葉(笑)
ブログを見てくれた人に会うのはやっぱり恥ずかしい。
しかし、おかげで一気にうち解けて、作業場も見せてもらうことになった。




様々な機械や道具や型紙、木型、革など、
ああ、靴作りの現場だ!
靴好きの素人にとってはとても楽しい光景。


製作途中の靴も面白い。


「この機械、興味ありませんか?」
と言って見せられたのがこれ。


手動の出し縫い機
「自動の奴は高過ぎて手が出なかったので」
とのことだが、手動でも30万・・・
こういうのを見るだけでも、靴作りは大変なんだなと思う。
結局注文はしなかったが、とても楽しい時間を過ごすことができた。
都会に比べれば、需要も材料の供給も靴作りにはおよそ不利な街。
敢えてそこで頑張っている人は応援したくなる。
いずれまた訪れることになるだろう。
