まだ続くJ&M Aristocraft ネタ

コードバン&シボ革という同色異素材のサドルシューズ。
手前味噌だが、カッコイイと思う。茶系よりカッコイイ。


アッパーのステッチは非常に細かく丁寧。



組み文字のロゴはMADE IN USA 表記なし
ライニングの文字は刻印タイプ
「209」から、62年製か72年製と思われる。
いずれにしても、品質の良い “before the early 70s”。


踵のラインはなかなか立体的。
だが・・・・良いことばかりではない。

タンの付け根の縫い糸がほつれて取れている。
タンのエッジ部分がレースステイに縫い付けられているから落ちないが、このまま履き続けたらダメージは大きくなる。


布ライニングの一部が擦れてアッパーが見えている。
履き続ければアッパーが痛む。

前所有者が大事に履いていたのだろう、状態の良いアッパーに比べて意外にダメージがある。
こういうところに古さが出ている。
リペア可能な部分であることが救い。
ただ、リペアしないと履けない。
そして、リペアを依頼できる店が近くにないことが最大のネックなのだ。

履くのはいつになることやら・・・。