10月に手に入れたこの靴。

Johnston & Murphy Aristocraft
コードバンとシボ革のサドルシューズ

黒の単色異素材コンビ靴の良さを認識させてくれた靴。
古いジョンマーの良さも認識させてくれた靴。
アッパーの状態は非常に良く、手入れもバッチリ終わったが、まだ一度も履いていない。
理由は内部の状態にあった。
この靴のタンは、画像で白線で囲っている2カ所で本体に留められている。

しかし、左足のタンの付け根は、閂どめの糸がなくなっていてはずれている。

さらに、両足とも小指側のライニングが擦れてアッパーが剥き出し。


このまま履いたら、靴の傷みは早くなる。お年を召してる靴だから尚更だ。
東京に行った時にリペア店に出そうと思ったが、いつ行けるかわからないし、郵送するほどの大きなリペアではない。輸送費の方が高くつく可能性がある。
そして、履きたい欲求が強くなってきた。
ということでリペアに出すことに。
地元唯一のリペア店

11時ごろに来店し、超超ベテランの店主に閂どめとライニングのパッチ貼りを依頼。
「夕方に来てくれたら渡せますよ」
「おいくらですか?」
「1,000円です」
(早い、安い!)
ハイ完成。
閂どめはバッチリ

・・・と思ったら
裏は雑(笑)

ライニングのパッチはインソールまではみ出して貼ってある。

実用本位のリペアだが、足裏にパッチのあたりは感じないし、まあいいか!
ということで、やっと履くことができるようになった。
メデタシ、メデタシ。

靴を引き取る時、店主さんが
「いい靴ですねえ。長く履けますよ。」
と言ってくれたのが嬉しかった。
