一昨年の4月にこちらに単身赴任して、丸2年になる。
そして異動もなく、3年目に突入。
アパートから職場までの道は、桜並木がずーーーーっと続いている。

2年前に初めてこの道を通った時の感動は、今でも心に鮮明に残っている。
勝手に「俺を迎えてくれている」と思った。
結婚後初めて家族と離れて暮らすという不安があったからかもしれない。
いつかこの光景を撮りたいと思いながら2年、昨日の朝に初めてカメラにおさめた。
といっても、スマホで撮っただけ。
通勤途中に車を止め、走る車や登校する高校生たち(春休みなのに)の邪魔にならないように、慌ただしく撮った。
機械も腕前もイマイチで、この道の本来の美しさを充分に伝えることはできないけれど、満足はしている。
夕方は同僚の運転する車の助手席から撮った。

桜は青空に映えるが、夕焼け空にも映える。

花にはあまり興味のない私でも特別な思いを抱く。
入学、卒業、就職、異動、春、退職・・・日本では人生の節目に桜は咲く。
我々の門出を祝うように咲く。
日本人にとって桜は特別な花だとつくづく思う。
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