都城から実家へ帰る途中、海を見に行った。

奇岩 「鬼の洗濯板」

海から車で数分行くともうこんな景色。

田んぼと山が広がる田園地帯。

側溝の水があまりにも澄んでいて驚く。
ここに革小物&バッグメーカーの事務所兼工房兼ショップがある。

mätarri(マタリ)というブランドも展開しているようだ。
店舗はとてもお洒落で、商品もなかなかいい。
素材はイタリア製のバケッタレザー。
タンニン鞣しで経年変化が激しく、
いわゆる「使い込むほどに味が出る」タイプ。
接客も丁寧で、スタッフが使い込んだ製品を見せてくれるので、経年変化の様子がよくわかる。
財布やらバッグやら魅力的なものがたくさんあって目移りする。
でも最初だからちっこい奴を購入(大人買いが出来ない)。

キーホルダー

真鍮の金具とバケッタレザーだけで作ったシンプルなキーホルダー

レザーの表面は少しざらついているが、数ヶ月で艶が出てきて色が濃くなる。
サンプルの雰囲気ががとても魅力的で説得力があった。
小規模ながらも、良い素材を使って良いものをちゃんと作ろうという気概が伝わってくる。
こういう会社は応援したくなる。
こういう会社が地元にあるのは凄く嬉しい。
鎌倉発のメーカーらしいが、
「何故こんな辺鄙なところに来たんですか?」
と聞いてみたい。

ちょうど嫁さんの財布が壊れている。
嫁さんと一緒に行ってみようかな。

(店舗画像:BENEFICOのサイトより引用)
スポンサーサイト