今日は末の息子の体育大会。
義務教育最期の体育大会。
我が家にとっては記念大会である。
特別な感情を膨らませている親に比べて、当の息子は割と淡々としている(笑)。
息子にとっては中学も高校も変わらないのだろう。
この日は驚くほどの快晴!

雲一つない。さすが記念大会(笑)
息子の出番は
① 3学年リレー
② 集団行動
③ 団対抗ダンス
④ 部活動紹介
⑤ 学級全員リレー
⑥ 3年男子団技
ちなみに宮崎県では、赤組・白組・青組ではなく赤団・白団・青団と呼ぶ。
したがって、③は団員全員のダンス(子供達が選曲、振付、構成を考える)を披露して優劣を競うし、
⑥は3年生男子全員で戦う(棒倒しとか騎馬戦とか)。
まずは3学年リレー。
息子はリレー選手に選ばれ、しかも第1走。
華々しいポジションで親としては鼻が高い(笑)。
期待を込めてカメラを構えて待っていたら、なんとビリ!
よく見ると足を少し引きずって走ってる。
100mあたりで足がつったそうだ。
コイツ、運が悪いというか、「持ってない」奴だな。
さて、集団行動。
ご存知、日体大の集団行動を参考にして今年初めて取り組んだ。
息子はメンバーに選抜され、相当練習を積んできた。
なんと、今日の本番が最高の出来だった。
今どきの中学生男女30人が一糸乱れぬ動きで隊形を変えていく様は感動的。
集団行動については、
「ロボットみたい」
「軍隊みたい」
などの批判があるのも知っている。
だが、私は子供達が努力をして身につけた行動様式を素直に褒めたい。
コレをやったからといってロボットにも軍隊にもならない。
息子も周囲の反応、歓声、拍手に大きな達成感を味わっていた。
息子のダンスはひどかった(笑)。
「集団行動の練習でダンスの練習にはほとんど参加できなかった」
と本人は言っているが、それだけではない。
コイツは元々ダンスが苦手で照れもあり、キレのある動きができないのだ。
よくわかってるから言い訳なんか必要ないぞ。
部活動紹介は、部ごとに行進して挨拶するだけだが、最期のユニフォーム姿とあって、親としてはジンとくる。
キャプテンだった息子の挨拶の言葉にもグッとくる。
快晴の中、気温はぐんぐん上がり30度超え。
見ているだけの私の方が倒れそうだったが、子供達はよく頑張っていた。
競技だけでなく、応援でもずーっと動いていた。
こういうエネルギーに満ちた「若さ」が見られるのも体育大会の素晴らしいところだ。
結局、競技優勝はできなかった(ビリ)が、応援優勝を取ることができて息子は大満足。
我が家の記念大会は、息子の満足感と私の親バカぶりが大いに発揮され、盛大に終わった。
そして明日は私の54回目の誕生日。
今年は誕生日が敬老の日(笑)。
今夜は息子のお疲れ様会と私の誕生会を兼ねて家でご馳走を食べることになっている。
この歳になると、誕生日は嬉しくない。
「お前たちは誕生日のたびに大人に近づくから嬉しいだろうが、俺は誕生日のたびに墓に近づいていくんだからなあ」
と言ったら
「100まで生きればまだ半分!」
と言われた。
なるほど、そういう考えもあるか。
子供に教えられることがよくある。
どこにも行かない地味な3連休だが、なかなか実のある3連休だ。