ヤフオクで革用ワックスを購入した。

「国産蜜蝋」
「国産菜種油」
「利島産椿油」
この言葉に惹かれて。
即決価格は780円だが、500円ちょっとのポイントがあったので、実質の支払額は250円程度。
さらに送料無料。こういうのに弱い(笑)。
いわゆる大手メーカーの商品ではないが、
国産にこだわり、余計な溶剤が入っていない(と思う)ので、
安いことだし「お試し」で買ってみた。
容器を開けると

半透明の白
匂いは全くなし、溶剤は入っていないようだ。
香りさえも余計なものと考える潔さ?
それとも香りをつけないことでコストを抑えた?
どちらでも構わないが、無香は嫌いではない。
ちなみに「利島」とは、伊豆諸島の東京都利島村(としまむら)のこと。

周囲8キロの小さな島で、人口は350人程度。
島には約20万本の椿が自生し、この椿の実から搾った椿油は生産量全国一を誇り、村の基幹産業なのだそうだ。
自分にとって椿油は鬢付け油のイメージだが、オレイン酸を多く含み、肌になじみやすく、 不乾性で酸化もしにくいため、美容オイルとしても活用されている。
革にはうってつけかも知れない。
早速使ってみる。

「柔らかい布などにとり全体に薄く馴染ませた後、綺麗な布で乾拭きして下さい」と説明書きがあったが、
人の肌に良いのであれば、指で塗ってもいいだろうと思い、左足だけ指で薄く塗り広げた。

僅かに違いがわかる程度かな。

このワックスは体温で柔らかくなるので薄く塗りやすい。

暫く置いて布で拭いたら、汚れがけっこう取れた。

拭いた後の全体像

あれ?左足はかえって艶がなくなってる(笑)。
このワックスは艶を出すためではなく、保革を目的としているのかな?
イヤ、使う者の腕のせいかも知れない。
使い方次第ではしっかりと艶が出るのかも。
天然成分というのは魅力的。
同じ靴にしょっちゅう使えるわけではないが、定期的に使っていこう。