ついに、レイマー “KENT”が来た。

1/17の18:30発売から遅れることたったの3時間だったが、発送されたのは23日。
6日も経っていた。
それだけ集中して売れたということだ。
だが、待った甲斐があった。

箱の中には直筆のコメント。
こういうのが嬉しい。
全ての購入者に書いているのだろうし、少ないスタッフで手入れをし、梱包し、発送手続き・・・その手間は大変なもの。
発送が遅いと文句を言ってはいけないのだ。
さてこのKENT

外羽根のUチップ

個人的に、外羽根の靴はオーバーラップで靴紐を通すのだが、このKENTはパラレルの方が似合う。
グリーンのドーバーも同様だ。
たぶん、アッパーのハンドソーンステッチが繊細だからではないだろうか。

トゥのスキンステッチ・・・革の断面を縫い合わせている。

モカ部分のライトアングルステッチ。
手が込んでいる。
機械では縫えないから時間もかかる。

素敵だ(笑)。
だが手が込んでいるのはここだけじゃない。

レザーソールも立派。
敢えて「ドブ伏せ縫い」と言わせてもらおう。
仕上げが手が込んでる。

ウエストの絞り込みも良い。

グラマーな踵

この景色もグラマー。

中底を見ると、ハンドソーンウェルテッド製法であることがよくわかる。
露骨なくらいによくわかる(笑)。


イルチア社のボックスカーフはとても良いw
艶と張りがある。
個人的には、手持ちのもう一足のレイマーに使われているワインハイマーよりも好きだ。

当然ながらまだ履いていない。
靴の真価は履いてみないとわからない。
履き心地については後ほどということに。
