2足目の「リーガル ミレニアムコレクション」
外羽根のショートウィング
なかなかイイ顔をしている。
ミレニアムコレクションの1足目(プレーントゥ)と2足目(フルブローグ)を比べてみた。
木型は明らかに違う。
フルブローグの方が立体的でグラマー。
シルエットの違いは歴然だが、細かいところで共通店と相違点がある。
まずはウェルト
プレーントゥはスプリットウェルト
フルブローグはストームウェルト
踵を見ると、プレーントゥは360度ウェルト、アメリカンな雰囲気。
フルブローグは英国的雰囲気である。
エッジも違う。
アメリカンなテーピングとブリティッシュなテーピングなし。
ソールをみると、やはりフルブローグの方がウエストのくびれが大きい。
そして
シリアルナンバーのプレートが無い!
これはどういうことだろう?
モデルによって違うのか?
プレートの有無を選べたのか?
それとも追加モデルなのか?
オークションなどで見たミレニアムコレクションの画像でも2種類あるのはわかっているが、理由は謎だ。
ライニングの小窓は同じだが・・・
プレーントゥには表記文字が全く無いのに、フルブローグには文字がある。
シリアルナンバーの有無と関係があるのかもしれない。
同じミレニアムコレクションでも、グレードに差があるのだろうか?
アッパーは、どちらも張りがあって柔軟性に富む素晴らしい革。
カールフロイデンベルグである。
ただ、気のせいかもしれないが、プレーントゥの方がわずかに肌理が細かい印象。
単なる個体差かもしれない。
この辺りの違い、謎については、当時のリーガルのスタッフなら説明してもらえるだろうか?(そんな人に出会えるわけないけど)
こうなると、Uチップも比べてみたくなる。
2つのミレニアムコレクション(しかもマイサイズ)を手に入れることができた幸運を噛み締めつつ、次の目標を掲げてしまう。
物欲は果てしない(笑)。