
2足目の「リーガル・ミレニアムコレクション」の手入れをした。

手入れをしたらちゃんと応えてくれる。
良い革が使われている。
さすがカールフロイデンベルグのドイツボックス Aグレード。


だが、謎が多い。
【 謎その1 】

1足目のプレーントゥにはライニングに文字がないが、2足目のフルブローグにはサイズその他の文字がある。
【 謎その2 】

プレーントゥのソールにはシリアルナンバー入りのプレートが付いているが、フルブローグにはない。
【 謎その3 】
当時の広告を見ると、そもそも限定2000足のミレニアムコレクションとして登場したのは3足で、プレーントゥ、ロングウィング、(あと一つは不明)であり、私のショートウィングではない。
この3つの謎について、リーガルにメールで直接聞いてみた。
さすがはリーガル!ちゃんと回答してくれた。
その答えをまとめると以下の通り。

① そもそも、ミレニアムコレクションには2種類あった。
② 一つは、リーガルショップで販売されたモデル(品番「J001」)。
もう一つは、百貨店で販売されたモデル(品番「J004」)。

そう、私のショートウィングは百貨店モデルだった。

③ リーガルショップのモデルは、応募抽選で当たった人が買えるもので、3モデル合計で2000足だった。
④ 百貨店モデルは、ショートウィング(品番「J004」)とUチップ(品番「J005」)で、応募ではなかった。木型も違う。

⑤ 2000足限定のリーガルショップモデル「J001」「J002」「J003」はシリアルナンバーのプレート付き。
最も入手しにくいレアモデルだったのだ。
⑥ ただし、リーガルショップモデルも百貨店モデルも、アッパーやアウトソールなどの素材は全く同じグレードのものを使っている。

完全に謎が解けた。
私の手元にはリーガルショップモデルのと百貨店モデルの両方があるわけだ。

抽選に漏れて百貨店へ走った人がいたかもしれない。
家族や友人に頼んで複数応募した人がいたかもしれない。
1人で2足当たった人がいるかもしれない。
そういう想像をするのも面白い。
それにしても、何処の馬の骨とも知れぬ男の質問に誠実に答えてくれたリーガルに感謝。
誠実な会社である。
改めて自分にとって特別な存在であることを意識した。

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