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HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

醜いJ&M、オールソール退院


オークションで手に入れた醜い「ジョンストン&マーフィー」コードバン・ウィングチップがオールソール手術から退院してきた。

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入院前の姿

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アッパーはカサカサ

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出し縫いのステッチは糸切れ・・・歯をむき出して笑っているように見える。

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ソールの接地面は限りなく薄く、押さえるとペコペコする。


・・・・・ということでオールソール

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アッパーも手入れされて戻ってきた。

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さあ、肝心のソールはどうなったか?



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生まれ変わった!

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今回はヒールはダブテイルにせず、ラバーヒールにした。

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ビブラム社の 「QUABAUG(クァバーグ)」ヒール

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ご存じホワイツブーツに使われるヒール。

一度つけてみたかったのだ。


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出し縫いは手縫いでしてもらった。

ボロな靴だし、ウエルトの穴にきちんと糸を通してもらいたかったのだ。
(機械縫いの場合、ウエルトの穴に確実に糸が通るとは限らない。)

もちろん、依頼したリペア工房に「出し縫いマシンがない」という条件下だったから可能だった。

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機械縫いは関西のステッチャーに依頼するが、手縫いは工房の店主によるもの。

価格は同じというのに驚いた。


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ハーフソールはサービスしますがどうしますか?

と言われたので、即答「お願いします!」

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これだけしてくれて、税込み11,800円

絶対安いと思う。

ここのところ、リペアはずっとこの工房(Tacoma Shoe repair&Custom)にお願いしている。

たぶんこれからもお願いすることになるだろう。

現在、地元で頼れる唯一のリペア工房である。


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さて、蘇ったこの靴、アッパーを自らの手で手入れして、コードバンの輝きに更に磨きをかけたい。
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