東京は白山の永代製作所に注文していたレザースニーカーが届いた。


箱から出てきたのは・・・・・

出た!やっぱりネイビー(笑)
光沢とシボのあるオイルヌメ革。
一応、グッドイヤーのブラッチャーモデル用の皮革だが、気に入ったのでスニーカーにお願いした。

画像では分かりづらいが、光の当たり方で緑がかった青に見えるときもある。
太陽光の下では緑がよく出てくるだろう。
和歌山の小さなタンナーによるタンニン鞣しの革。
小規模ながらも高い技術と志をもって頑張っているところは、応援したい。
そういう企業や工房や店の方が良いものを作ったり売ったりしているのではないかと思っている。
少なくとも、自分が買うものはそういうところのものばかりだ。
このタンナー然り、永代製作所然り、JSTF然り・・・・先日の東京で購入したのはそういうところばかりだった。

ラバーソール・・・・なんとオールソールできるのだ。

踵のラインが美しい。スニーカーでこれはなかなかない。ドレスシューズでもここまではないのが多い。

ライニングはグレーを選択。ネイビーとの相性は良いと思う。

クッション性に優れたカップインソール

表はレザー、裏は・・・・・素材はわからないが、低反発素材。指で押すとムニュとして気持ちよい。

インソールを抜いた後の中底。パルプや革粉末を固めたものではない。
ちゃんとレザーが使われている。コストダウンいっさいなし。
アウトソールを縫い付けるステッチも見える。

ハトメは小さく、いぶしたような色。
靴紐も含めて、ネイビーとの相性を大事にした。

結果として非常に地味だが、でしゃばる部分が何一つない、調和のとれたスニーカーになった。
自分の好みに合っていて満足。
自分の好みをしっかりと形にしてくれた永代製作所の皆さんに感謝。
良いスニーカーを手にすることができた。