もう20年ほど前になるだろうか、東京のトレーディングポスト渋谷店で、初めてアレンエドモンズ の実物を見た。
それまでカタログや雑誌では見たことがあった。
米国製本格靴としてオールデンと双璧の存在であるにもかかわらず、人気の面ではオールデンに及ばない。しかし、オールデン よりも良心的な価格で展開されていた。
同じホーウィンのシェルコードバンを使っていてもオールデン よりずっと安かった。
雑誌では「オールデンのコードバンは他社より特に質が良いものを使っている」という論調が多かったが、何やらこの価格差にもっともらしい理屈をこねているようにしか思えず、かえってアレンを贔屓しようという気持ちになった。
要するに判官贔屓である。
そんな気持ちで初めて見た実物アレンは「Mac Neil」のコードバン だった。
しかも激安セール‼️たしか3万くらいだったと思う。
でお買い上げ(笑)。

初アレンでいきなり横綱級ゲット。
ただ、その時の自分にとってアレンの横綱は「Mac Neil」ではなかった。
本当はもっと欲しかったモデルがあった。
それは

「Cambridge」
当時、内羽根の靴に傾倒していた自分には、このコードバンシューズが一番カッコ良かった。
内羽根でありながらアクの強い顔立ちがたまらなかった。
が、こちらは定価。約20年前とはいえ、コードバン は高価、しかも別のコードバン が激安となればそちらで妥協してしまった。
以来、Cambridge は手にしていない。
そして月日は過ぎ・・・今ごろになってまた気になり出した。
だがインポートのコードバンシューズは貧乏人の手の届かないところに行ってしまっている。
カーフモデルはないの?
と思っていたら、あった‼️

・・・と思ったら、モデル名は「McAllister」‼️
同じじゃね?

Cambridge (茶・コードバン)

Cambridge (黒・コードバン)

McAllister(茶・カーフ)
私には同じデザインに見えるが・・・
違いといえば、わずかにCambridge の方がソールが厚いくらいか?
ひょっとして McAllister のコードバン バージョンが Cambridge?
確かにMcAllisterのコードバンは見たことない。
同じだが、私にはコードバンのCambridge の方が魅力的。
やはりCambridgeはコードバン専用モデルなのだな・・・。
ところが、ebayでこんなの見つけてしまった。


Cambridge ‼️
McAllister じゃないの?

ソールは少し厚いようだけど。
他にもカーフモデルのCambridge も出ていた。
Cambridge はコードバン 専用モデルではないのか。
こうなるとCambridge とMcAllisterの違いなんて訳わからん。
もしご存知の方がおられたら教えてください。