REGAL EAST COAST COLLECTION コブラヴァンプ の詳細

まずはソール

ソールもヒールもオリジナルのまま

次は内部

残念ながらロゴは消えかけている。
ほとんどアンラインドで、ライニングがあるのはタン裏だけ。

アンラインドでもヒールカウンターはついているものがあるが、この靴にはヒールカウンターがなく、踵は非常に柔らかい。

モカシンだから当然底付けはマッケイ
モカシン製法のモデル図はこんな感じ

だが、この靴にはコバに出し縫いが見られる。

サイドから見ると、ミッドソールにもう一枚アウトソールが重ねてある。


モデル図はこんな感じ

図が汚いけど、ミッドソールにアウトソール(赤)が縫い付けてある。
この靴はブラックラピド製法ということになるかな。
だから内部のマッケイ縫いのステッチとアウトソールのステッチがずれているわけだ。

ソール交換の際は、マッケイ縫いを解く必要がないのだ。
さて、問題はサイズ感である。
リーガルの26.5 EE はわずかにタイトのジャスト・・・・・のはず。
裸足で履いてみた。

つま先には余裕がある
・・・・・・・が!

甲が超タイト!
どこにも隙間がないぞ(笑)。
特に右足は、靴ベラをガイドにして無理やり押し込まないといけない。
カウンターが入っていなくてよかった。
履いてしまえば土踏まずから前は大丈夫なのだが・・・・・。
ちょっとショック。紐靴とはわけが違うのだな。
だが、これから履きならしていけば何とかなるかもしれない。
何とかならないかもしれない。
マッケイだからインソールの沈み込みは期待できない。
革の伸びとステッチの伸びにかけるしかない。
しばらくは頑張ってみる。
勝利宣言か敗北宣言か微妙なところではある。
