先日紹介したばかりの Johnston&Murphy Aristocraft コードバン

大変気に入っているが、中古である以上、「ケガ」がないわけではない。

左足踵に何かが滴れた跡。接着剤か?
大きなのはこれくらいだが、踵だし、あまり気にしない。

だがもっと気になる箇所がある。

ハトメ(金具)が付いていない。
表にも裏にも付いていない。
ハトメの付いていない靴でも、アッパーとライニングの間に芯が入ってるそうだが、触ってみてもそんな感じはしない。
そして気づく

ライニングにハトメのような跡がある❗️
裏ハトメが付いていたのだろうか?
それを外したのだろうか?
これはマズイ。
ただでさえコードバンは裂けに弱い。
アイレットは日常の使用で最もテンションがかかるところ。
ハトメがないと裂ける確率、傷む確率がグッと上がる。
ということでリペアである。
我が家に来て即入院である。
どうせなら外ハトメでカジュアル感を打ち出そうと考える。
ハトメなんて大したことないだろうと、近所の2つの靴修理店(靴修理店が非常に少ないのが我が地元の特徴)に電話して聞いてみたら、
「ウチではやってません」
「中央の工場に送らないといけない。価格も高くなります。」
だと。
「ええ〜っ」
ハトメ修理を舐めていた。難しいんだな。
こういう時に頼りになるのはやはり日南の「Tacoma」である。

J&M をクルマに乗せて1時間弱で到着。

この靴履いて。
打ち合わせは15分程度、そして1時間かけて家へ戻る。
J&M は1週間入院。
退院後は満を辞して履くこととしよう。

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