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HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

プレーントゥ

プレーントゥ。もっともシンプルなデザインの靴で、もっとも特徴のない靴である。

自分のもっているプレーントゥを並べてみた。

 P1050625.jpg  P1050626.jpg

右から順に

① 「Saion」のパターンオーダー
② 「o.e.」のパターンオーダー  
③ 「リーガル・インペリアルグレード」
④ 「和創良靴」(宮城興業)のパターンオーダー
⑤ 「ALDEN」製、アメリカのショップ別注(デッドストック)

キャップトゥ以上に、嫁さんから「同じ靴ばっかり」と罵られそうになるが、

「違う!」

と声を大にして言いたい。

シンプルで特徴がないプレーントゥでも、表情はずいぶんと違うのだ。

その原因は、革の違いであったり、色であったり、デザインの違いであったり、製法の違いであったり、トゥの形状であったり・・・・さまざまである。

ちなみに

① マッケイ製法、カーフ(イルチア社:OSAKA MOCS)、内羽根
② ハンドソーンウェルテッド製法、カーフ(デュ・プイ社)、外羽根
③ グッドイヤーウェルテッド製法、コードバン(日本製:コーティング済)、外羽根
④ グッドイヤーウェルテッド製法、コードバン(新喜皮革社:水染めコードバン)、外羽根
⑤ グッドイヤーウェルテッド製法、カーフ、外羽根

①は、マッケイ製法独特のアウトソールの薄さ、控えめなコバの張り出しから、上品なラインが特徴的。内羽根によってドレッシー。冠婚葬祭はこの靴にお任せ。

②は、表面をあまり加工していない素仕上げに近い革で、経年による色の変化が最もあらわれている。最初のころはかなり薄い色だった。

③と④は、コードバンでも雰囲気がぜんぜん違う。コーティングは自己主張の強い艶やかさ、水染めはしっとりとした控えめな艶やかさ。どちらも雰囲気がある。

⑤は、モディファイドラスト独特のラインとスポンジソールが強い存在感を示す。

P1050628.jpg  P1050629.jpg

つま先には模様も穴飾りもなく、派手さはまったくない。
でも、やはり表情は大きく違う。
ドレッシーにもなれば、カジュアルにもなる。
礼服にも合うものもあれば、ジーンズに合うものもある。
表面的なものよりも、醸し出す雰囲気でいろいろな変化が得られる。

「見た目よりも中身で勝負。」
人間だったらとてもカッコイイこんな言葉が似合う靴、

それがプレーントゥだと思う。
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 靴について

4 Comments

なおけんた  

「o.e.」のこの靴の革は、いわゆる「トラ」がものすごく入っています。
無地のプレーントゥで、トラがデザインになっているかのようです(無理やりな言い方ですが)。
一般的にトラの入る革はダメだと言われていますが、ここまで入っていると味になりますね。

2012/11/05 (Mon) 19:02 | EDIT | REPLY |   

じーふー  

② 「o.e.」のパターンオーダー
綺麗に履かれているのでしょうね。
エイジング具合がとても素敵ですね。
私もこういった革を育ててみたいです。

2012/11/05 (Mon) 17:49 | REPLY |   

なおけんた  

ありがとうございます。

「優れているもの」となると価値観がいろいろとあって難しいですが、個人的(かつ利己的)な見解に基づいたものでしたら言えると思いますので、いずれUPしたいと思っています。

2012/11/02 (Fri) 09:35 | EDIT | REPLY |   

みきお  

いつも楽しみに見ております。
サイオン、かっこいいですね。
お手持ちの中で、作り、革質など優れているものを是非一度アップお願いします。

2012/10/31 (Wed) 22:14 | REPLY |   

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