中古のスエードシューズを手に入れた。

今まで、日本、アメリカ、イギリス、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、カナダ、オーストリア、中国、ホンコン、ハンガリー・・・・と様々な国の靴を手にしてきた(そして手放してきた)。
そして、今回初めてニュージーランドの靴を手にした。
インソールの刻印

「MAINLAND BOOTS」
このシューメイカーについて調べると、必ず次のような説明に行きつく。
〇 MAINLAND BOOTSは、1890年にニュージーランド・ダニーディンで、JOHN BROWN FRAMEによって設立されたブランド。
〇 100年以上にわたり培われてきた技術と経験をもとに、熟練した職人達がハンドメイドで1日20足のブーツを生産している。
〇 現在はニュージーランドのクライストチャーチに工房を移している。
〇 日本ではネペンテスが代理店で、エクスクルーシブモデルを展開していた。
ネペンテスでは5万~6万ぐらいで販売していたが、今はもう取り扱っていないようだ。

好物のポッテリしたライン

オブリークトゥで捨て寸が短い(だからポッテリ)。

ビブラムソールでクッション性がある。
アッパーのステッチはかなり大振りで繊細さのかけらもない。
だが、それが良い。
手作り感満載。
ただ

トゥが結構汚い。
薄い黄緑色(カラー名は「アボカド」だそうだ)が色あせ、ところどころシミが見られる。
スエードの質はしなやかで良いんだけどね。
しかも若干かび臭い。
出品者が「ずっと靴箱にしまい込んでいた」そうだから、こうなるのも納得。
おかげで、使用頻度が少ないにもかかわらず、購入価格も格安。
これは、手入れに次第ではうまく甦るかもしれない。
そういう手のかかるところは逆に楽しみだ。

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