1つは「内藤商店」のたわし。
三条大橋の西詰にある古い(昭和の臭いがする店だな~と思っていたらもっと古かった)お店で、シュロで作った道具類が売っている。
3年ほど前に京都に行ったとき、ここの「たわし」を買って帰ったところ、大好評。
値段は少し高いが、ものすごく長持ちするすごい「たわし」。
今回も前回と同じ以下の「たわし」を買ってくるように言われた。
① 掌より小さいかわいい亀の子たわし:小さくてとても使い勝手がよいそうだ。
② 棒状の長いたわし:大きさ形は「うまい棒」。うまい棒に針金がらせん状に巻きついている感じ。急須などの入口が狭くて中が深いものを洗うのに最適。しかも、毛先(?)が削れて短くなってきたら、巻いている針金を下の方から剥がせばまた毛先が復活。末長く使える。
この「たわし」、職場の女性職員に話したら、買って来るように指令が下りました。
2つめは、「石黒香舗」の匂い袋。
匂い袋の専門店で、これも老舗のようだ。
匂い袋だから香水かと思ったら(京都の伝統工芸品だから香水のはずがない)、「香木」のチップ。これを西陣織や友禅染の生地(たぶん、古い着物のハギレを使っていると聞いたような・・・間違いかも)でつくった巾着に入れて香りを味わう。
お茶や着物に詳しい人なら当然のアイテムだが、私は全然知らない世界。
前回は嫁さんに言われるまま「ビャクダン」ください、と言って買ってきた。
他にもいろいろ香り(香木)の種類があるのだろうが、今回も私は「百段」と言って買って来る。
私の一族は香水や化粧品のが苦手(従兄は新婚旅行先ハワイでホテルの部屋の香水を嗅いで倒れた)である。
私も倒れるほどではないが不快である。デパート1階の化粧品売り場は息を止めて走りぬける。
そんな私でも香木はとてもリラックスできる。
癒しの香りとはまさにこのことではないか。
今回、嫁さんの分は中身の香木のチップだけだが、娘には巾着を買ってこようと思う。
お土産を買うだけでも京都は楽しいところだ。
前回、京都のデパ地下でえびのせんべい(非常においしい)を買って帰ったところ、よく見たら名古屋のせんべいだった。
こんなことにならないように、行く前にもう少し勉強して、喜んでもらえる「京都ならではのお土産」を買って帰りたい。
どなたか、良いのがあったら教えてください(またか・・・)。