家族で釣りをするために、南に約50㎞離れた県南部の港にやってきた。
釣りの参加者は、私、長男(高1)、二男(小3)の野郎ばかり。
嫁さんと長女は興味ないので留守番。
ただ、釣りとは言っても、釣るのは長男だけで、私と二男は付き添い。私の役目はまだある「運転手」。
長男と私が釣りを始めて約2カ月。
2人とも素人なので本を読んだり、人に聞いたり、失敗したりしながらやってきた。
最初の2,3回は全く釣れず、釣り場を北や南に広げていったら釣れるようになった。
今のところはまだサビキ釣りオンリー。
はじめは5センチ前後の小さな魚(いわゆるヒイラギ、ハナタレエバ)で大満足。
えさを撒いたらピラニアのように集まるので面白いように釣れる。
それを持って帰って唐揚げにして食べた。
釣れるようになると欲が出る。
ヒイラギはリリース。
小アジでないと満足しなくなった。
15センチほどのタイも釣れるようになった。
同じくらいのカサゴも釣れた。
15センチくらいだと引きの強さもあり、「釣っている」という実感が湧き楽しさも増す。
そして今回、天気予報は雨。特に午後からが悪い。
「それでも行くか?」
「行く!」
カッパや傘、ウインドブレーカーなどを用意し、8:00に出発。
9:00ごろに到着して曇り空の中釣り始めた。
「父さん、今日はこの針にする」
と言って息子が選んだのは7号の針。
今までは4号針だったから大きい。
「これ、でかすぎないか?小アジねらってるんだろう?」
「ひょっとするともっと大きいアジがくるかもしれない。これでいい」
「ハイハイ」
というやり取りがあって始まったが・・・・
寒い!九州南部で亜熱帯気候なのになぜこんなに寒い?
風が強い!ウインドブレーカー着ても寒い。
釣れない。何もあたりがない。ヒイラギも来ない。
周囲で釣っている人もダメみたい。
1時間半ほどやって全く駄目。雨がぽつぽつ降ってきた。
「場所変えようか」
「そうだね」
と言っていた矢先、初めてあたりが来た。
しかも今までの釣り人生(2か月)で最も大きい。
そして釣りあげたのがこれ。

27㎝ぐらいのチヌ。
活きが良くて背びれが怖いので、針をはずすのが難しかった。
今までの小さい針では難しかっただろう。
息子には何かカンが働くものがあるのか?
釣りあげたときの周囲の人たちの「えっ?」「チヌ釣れたの?」みたいな反応が嬉しかった。
親子で喜びがじわじわとこみ上げてきた。
こういう自己満足が釣りの楽しさの1つだと思った。
その後は小アジが1尾釣れただけで、成果はなかった。
雨脚はさらに強くなり、気温は何と15℃!
カッパを着ても寒い。
手袋がないので手がかじかんでうまく使えない(次は手袋も用意:人は失敗から学ぶのである)。
気付いたら周囲はだれもいない。
「もう帰ろうか」
「そうだね」
いつもだったら「まだまだ」というところだが、意外にあっさり終了。
寒いし、何よりも今までで一番の大物(我々にとっては)を釣ったという達成感が大きかった。
たった1尾のチヌの大きさを実感した釣りだった。
さらに欲が出てくるだろう。さらに大きいものを求めていくのだろう。
息子(と私)の HUNGRY HEART は続く・・・・。
釣りの参加者は、私、長男(高1)、二男(小3)の野郎ばかり。
嫁さんと長女は興味ないので留守番。
ただ、釣りとは言っても、釣るのは長男だけで、私と二男は付き添い。私の役目はまだある「運転手」。
長男と私が釣りを始めて約2カ月。
2人とも素人なので本を読んだり、人に聞いたり、失敗したりしながらやってきた。
最初の2,3回は全く釣れず、釣り場を北や南に広げていったら釣れるようになった。
今のところはまだサビキ釣りオンリー。
はじめは5センチ前後の小さな魚(いわゆるヒイラギ、ハナタレエバ)で大満足。
えさを撒いたらピラニアのように集まるので面白いように釣れる。
それを持って帰って唐揚げにして食べた。
釣れるようになると欲が出る。
ヒイラギはリリース。
小アジでないと満足しなくなった。
15センチほどのタイも釣れるようになった。
同じくらいのカサゴも釣れた。
15センチくらいだと引きの強さもあり、「釣っている」という実感が湧き楽しさも増す。
そして今回、天気予報は雨。特に午後からが悪い。
「それでも行くか?」
「行く!」
カッパや傘、ウインドブレーカーなどを用意し、8:00に出発。
9:00ごろに到着して曇り空の中釣り始めた。
「父さん、今日はこの針にする」
と言って息子が選んだのは7号の針。
今までは4号針だったから大きい。
「これ、でかすぎないか?小アジねらってるんだろう?」
「ひょっとするともっと大きいアジがくるかもしれない。これでいい」
「ハイハイ」
というやり取りがあって始まったが・・・・
寒い!九州南部で亜熱帯気候なのになぜこんなに寒い?
風が強い!ウインドブレーカー着ても寒い。
釣れない。何もあたりがない。ヒイラギも来ない。
周囲で釣っている人もダメみたい。
1時間半ほどやって全く駄目。雨がぽつぽつ降ってきた。
「場所変えようか」
「そうだね」
と言っていた矢先、初めてあたりが来た。
しかも今までの釣り人生(2か月)で最も大きい。
そして釣りあげたのがこれ。

27㎝ぐらいのチヌ。
活きが良くて背びれが怖いので、針をはずすのが難しかった。
今までの小さい針では難しかっただろう。
息子には何かカンが働くものがあるのか?
釣りあげたときの周囲の人たちの「えっ?」「チヌ釣れたの?」みたいな反応が嬉しかった。
親子で喜びがじわじわとこみ上げてきた。
こういう自己満足が釣りの楽しさの1つだと思った。
その後は小アジが1尾釣れただけで、成果はなかった。
雨脚はさらに強くなり、気温は何と15℃!
カッパを着ても寒い。
手袋がないので手がかじかんでうまく使えない(次は手袋も用意:人は失敗から学ぶのである)。
気付いたら周囲はだれもいない。
「もう帰ろうか」
「そうだね」
いつもだったら「まだまだ」というところだが、意外にあっさり終了。
寒いし、何よりも今までで一番の大物(我々にとっては)を釣ったという達成感が大きかった。
たった1尾のチヌの大きさを実感した釣りだった。
さらに欲が出てくるだろう。さらに大きいものを求めていくのだろう。
息子(と私)の HUNGRY HEART は続く・・・・。
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