理由は休みごとに県外に遠征しているから。
前回のブログで書いたように、2/18〜20まで大阪・京都に行った。
息子の結婚相手のご家族との初顔合わせのためだった。
初日は昼過ぎに大阪に着き、自由気ままに1人で大阪の街を動き回った(嫁さんは友人と会う約束をしていた)。
宿泊先のホテルの近くの天神橋駅から南西に向かって攻めた。
船場センタービルまでは電車、それからはずっと歩き。
トレーディングポスト、ロイドフットウェアではセールの売れ残りがあったが、マイサイズは一つもなかった。
アメリカ村に着いた頃にはヘトヘト。
気力の衰えた自分には、アメリカ村のエネルギッシュな雰囲気を受け止める力がなかった。
最も行きたかった「It's a beautiful day」がアメリカへの買い付けのために休みだったというのも残念だった。
結局、何も買わずに終わってしまった。
そしてホテルへ・・・
あたりは暗くなり、ようやくホテルの近くに辿り着き、ヘトヘトはピークに達した時、靴屋の看板が目に入った。

ウィンドウには靴が1足とラストが1つ。

店の中には机とソファーと段ボールしかない。
人もいない(笑)。
注文靴店のようだが、コレほど何もない靴屋は初めて見た。
しばらく眺めた後にホテルに戻ろうと10mほど歩いたが、やっぱり気になって戻り、思い切ってドアを開けた。
「すいません」と声を掛けたら店主が出てきた。
「こちらは靴を作ってるんですか?」とわかりきった質問しかできない初見の中年に、店主は丁寧に答えてくれた。
この靴屋は足形を石膏でとって、そこに樹脂を流し込んでからラストを作っていくのだそうだ。
もちろん、採寸の結果や足の癖などを考慮しつつ。
ウィンドウにあるラストは木製ではないのだ。
ウィンドウに飾られていた靴はとても立体的で、とても美しい。
仮縫いを経て完成するということで、宮崎にいる以上は注文は無理だなあという話になった。
だが、
4月から長女が大阪市に住むのだ(‼️)ということも付け加えておいた。
いつか(長女が大阪にいる間に)この靴屋で作ってみたいなと思った。
次の日の京都は、慣れない高級日本料理店で、慣れない高級料理を食べるということで緊張したが、先方のご両親ともまずまず打ち解けることができた。
その後は嫁さんと三条通りと寺町通のアーケードを歩き、小さな買い物をしたが、私は何も買わなかった。
大阪に戻って、夕食は新世界へ串カツを食べに行った。


今や「旧世界」と呼んだ方が似合っているが、
周囲から取り残されたようなレトロな雰囲気がとても良い。



嫁さんは私との結婚前は大阪に住んでいた。
大阪時代によく行っていた「串カツだるま」(画像なし)で食事をした。
3日目はお土産だけを買って早々に宮崎へ戻ったが、2人ともヘトヘト。
だが次の土日(2/25・26)は、北九州の大学に進学が決まった二男のアパート探し。
コレは嫁さんと二男の2人でいくことになっていたので安心していたら、火曜日に嫁さんが背中を痛めて病院へ。
大事には至らなかったが、車の長距離運転はキツイだろうと
「俺が行くからお前はゆっくりしてろ」とカッコつけて言ってしまった。
片道5時間弱の運転のあとすぐに不動産屋とアパート回り、借りる部屋を決め、契約して・・・
さらにヘトヘトだったが
「せっかく北九州に来たんだから服が買いたい」という息子の熱意(と自分の欲望)に負け、アウトレットモールへ。

ここはスペースワールドという遊園地の跡地にできたもの。
実はスペースワールドも八幡製鐵所の跡地を再開発したものだった。
曇天と相まって何か寂しさを感じてしまうが、人は多かった。
結局ここでも私は何も買わない。
次の日また5時間ほど運転し、体力はもう限界。
1週間経ってもまだ疲れが取れない。
そして今日も二男の新生活に必要なものを買いに地元の店を6時間かけて回った。
冷蔵庫、洗濯機、パソコン、スーツ、革靴・・・
・・・明日は絶対に何もしない‼️明日は絶対にグータラしてやる。
長い愚痴に付き合ってくださってありがとうございました。