11月にオーダーした Saion(サイオン)のパターンメイドの靴が完成。
2か月から2ヶ月半で納品の予定だったが、雑誌で紹介された影響で反響がすごく、完成が遅れてしまったそうである。
内羽根のプレーントゥ。
底付けはマッケイの機械縫い。それ以外は工房での手づくり。
右足は26.5㎝-3E、左足は26.5㎝-E(ただしボールガースを若干広げてもらった)。
ソールは真っ黒のカラス仕上げ。履くのがもったいないくらい磨きあげられている(写真を撮る前に試し履きしたので少し擦れてしまったが)。
革はイルチア社の「OSAKA MOCS」という名前の革。肌理の細かさと黒の深さに惹かれた。
立体感のある踵やウエストのくびれがすごくて、手づくりであることがよくわかる。工場のラインにのった既成靴ではここまで出来ないだろうと思う。
まだ部屋の中で試し履きしただけだが、足へのフィット感は非常に良い。価格はこれで4万円を切っているのがすごい。儲けはあるのだろうかと心配するくらいに買い得感がある。
履き込んでいってこれからどのようになっていくのか楽しみ。
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