「職人が作る日本の名靴」

娘と嫁さんが蔦屋書店に行くのにつきそったら、結局本を買ったのは私だけだった。
この本は結構面白かった。
久し振りに読み応えがあった。
「BOQ」というサイトに連載された「竹川圭のShoe人十色」をベースにした内容だが、新たに加筆された内容もあり、靴が好きな者なら興味深く読めると思う。
(靴に興味のない者にとってはどうでもいいものなんでしょうが)
その中に「o.e.」の主催者である江川治さんの記事があった。
自分が靴を作ってもらった職人さんなので、特にじっくりと読んだ。
で、記事の中で紹介されていた靴に目が行く・・・

この靴をベースに革を変えて作ったのがこれ

私が注文したとき(5年前)は確か70,000円くらいだったが、今では120,000円もするんだね。
それでも安いとは思うが、5年で5万円も上がるとは・・・
いや、注文したときの価格が異常だったのかもしれない。
パターンオーダーとはいえ、フルハンドだから。
あの頃は納期が3カ月だったが、今はかなり日数がかかるようだし、なかなか注文できなくなった。
あの頃、意を決して(いささかオーバーだが)注文しておいてよかったと思う。
もう、あの価格ではこのレベルの靴は絶対に手に入らないと思う。