

2月の頭に注文し、仮合わせを経て約6カ月での完成。
完成したのがこれ


表面のシボがかなり主張しているので、つま先の穴飾りとピンキング(縁のギザギザ)を省略してスッキリさせた。
コバのステッチは2本(機能面で意味はないんだけど)だが、可能な限りコバの張り出しを抑えてもらった。
ステッチの色も同色で主張しないように。
ステッチダウンなのでインソールがない。したがってインソールの沈み込みはないが、コルクを貼った中敷きを全面に敷くことで、若干の沈み込みがある。
また、この中敷きが足に吸い付くような感触。
びっくりしたのが、踵とつま先の芯。

上の画像で分かりにくい(クリックしてアップすると分かる)が、緑色の線のところまで芯が入っている。
私の足形にあわせて芯を作っているので、土踏まずをしっかりサポート。
履き心地は全体を柔らかく包む感じ。
履き慣らしを必要としない。しかし、やわではなく剛性がある。
ステッチダウン製法と革の柔らかさの恩恵ではないだろうか。
木型は個人保管。これが最終的な私の木型。

かなり良いが、これから履き込んでいって試していきたい。
6カ月待った価値は十分にある靴だと思う。
CITTAを後にして、天文館のお気に入り「DUDE-LANCH」へ。
店長お薦めのラーメン屋に行き、一緒に黒味噌ラーメンなるものを食べる。

さらにスープと温泉卵、チャーシューをご飯にかけて丼にして食べる。

色も味も濃いけれど、美味しい。
「DUDE-LANCH」で7オンスTシャツを購入(暑い夏で暑がりのクセに厚いTシャツが好き)。
靴といい、ラーメンといい、店といい、鹿児島が最近とても魅力的に感じるようになった。