
今まであまり使ってこなかったが、最近見なおした靴クリーム。
これ。

数年前に地元の百貨店に初めてミスターミニットがオープンした。
今でも我が県にはこの一軒だけ。
オリジナルの靴ケア用品がかなり安くなるキャンペーンのときに購入。
だが、ほとんど使っていなかった。
理由は、
「汚れ落としと保革が同時にできる」という謳い文句が嫌だった。
怪しさを感じていた。
結局中途半端なのではないか?
「二兎を追う者、一兎をも得ず」と言うではないか。
汚れ落としはクリーナー、保革は乳化性クリーム。餅は餅屋である。
ところが考え方を変えてみた。
純粋に保革だけで使ってみては?
たったそれだけの意識改革で使ってみると、なかなかよい。
乳液なので、少量でも非常に伸びがいい。
革へのしみ込み具合が早過ぎないので、シミにならない。
かといって遅くもない。ちょうどいい。革に優しい。
変な有機溶剤の香りもない。鼻に優しい。
艶はあまり出る方ではないが、しっとりとした上品な艶。
水染めコードバンに良いと思う。
容器を見ると、「ドイツ製」。
そう言えば、この容器の形、乳液タイプ、どこかで見たような…

容器の頭部分は若干違うが、謳い文句は同じ。
しかもドイツ製。(ドイツの靴クリームって、天然成分のみで有機溶剤を使わないものが多いね)。
ミニットのウォーリーへの別注品?
などと考えてしまう。
こういうのも面白い。
WOLY製であろうが無かろうが、機能的には素晴らしい。
靴に限らず、革製品全般に使える。
ミスターミニット侮るべからず。
まだたくさん残っているので、これから使用頻度が多くなっていくことだろう。