HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

プリンターから政府の矛盾を考える

プリンターが故障した。

もう、6,7年は使ってきた。
最近、印刷するときに「部品の点検の時期がきました・・・」というようなメッセージがでていたが、印刷できていたので気にしなかった。

しかし、ついに動かなくなった。
電源ボタンを押したら、「電源ランプ」は点灯せず、「用紙ランプ」と「インクランプ」が交互に点滅するだけでまったくだめ。

操作マニュアルで調べたら、「あった!」
「『廃インク吸収パッド』の取り換えが必要」とのこと。

保証期間はとっくに過ぎている(販売店は5年保証だがこれも過ぎている)ので、
メーカーに修理費用を問い合わせた。


「あの・・・保証期間は過ぎているので、大体の修理費用の見積もりをお願いしたいんですが・・・」

「機種を教えていただけますか」と、若い(たぶん)綺麗な(たぶん)女性(まちがいない)の声。

「PM-G820です。」

「申し訳ございません。その機種はすでに製造が終了しておりまして、部品の在庫がございません。」

「ええっ?製造終了しても部品ぐらいあるでしょう。」

「通商産業省の指導によりまして、部品の最低保有期間が定められております。こちらのプリンタは製造終了後6年となっております。」

「ええっ?たった6年ですか?」

「はい。」

「ということは、このプリンターは修理不能ということですか?」

「申し訳ございませんが、そういうことになります。」

「プリンターって、たった6年で使えなくなるんですか?」
「新しいプリンターを買わなければならないということですか?」
などと、わかりきった質問をしてしまった。



これっていかがなものだろうか。

「最低保有期間」とは結局、「メーカーはその期間だけ修理の義務を果たせばよい」と言っているようなもの。
家電販売店で聞いたら、
プリンター(多分その他の家電もそうだろうが)は、毎年モデルチェンジをしているそうである。
それはマイナーチェンジとしか言いようがないもので、機能的には旧モデルと大差はない。
しかし、旧モデルは「製造中止」され、部品も6年間しか作られない。
6年経ったら買い替えなければならないのである。

「通商産業省の指導」は大量消費を助長し、メーカーの売り上げを支えているとしか思えない。
たしか以前、「MOTTAINAI(もったいない)」のキャンペーンを展開していたのも政府のどこかの機関ではなかったか?

政府のやっていることの矛盾を、日常生活の中で実感してしまった。

この国は本気で何かに取り組もうとしているのか?
「国の言うことなんて嘘っぱちだよ」
「国を信じちゃいけないよ」
という声を聞いたことがあるが、なるほど・・・・。

でも一方で、自分の生まれたこの国、自分が49年間過ごしてきたこの国が大好きだし、信じたい。

2020年東京オリンピック開催が決定した。
私は前回の東京オリンピックの年に生まれた。
しかも聖火が走っているときに生まれた(今月は誕生月)。
だからオリンピックのニュースは嬉しい。心が躍る。

でも、オリンピックに使う金があったら、東北の復興に使った方がいいのではないか。
国民の生活よりもオリンピックによる経済効果を優先させようとしているのではないか。
と考えてしまう自分もいる。

たかがプリンターではあるが、何か大事なものが潜んでいる気がする。

しかし、今自分がすることは、新しいプリンターを買うことである。
情けない気もする。
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