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HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

ジーンズの直し

1年前に地元の店で注文して作ったジーンズ

1年前

ウエストがずいぶん緩くなったので(嬉しいことに!)、サイズ調整をしてもらった。
ジーンズのウエスト調整とはどのようにするのか興味深かった。
ウールパンツなら、最初からサイズ調整を考えてウエストバンドに継ぎ目があるのだが、ジーンズではそういうわけにはいかない。

数日で出来上がってきた。

ループ移動痕
お尻の上のベルトループ(斜めづけ)の位置がずらされていた。
矢印のところが前の縫い付け位置。

サイズ直し痕
ウエストバンドを詰めて縫い合わせた部分(裏側)。
このままだと縫い目が外に出てしまうが・・・・

革パッチ
革パッチで隠れて全然見えない。
なかなかうまいやりかただ。

もちろん、ウエストバンドを一度はずして詰めているはず。
そのためにはベルトループも外すだろう。
ウエストバンドを短くしただけでは、ヒップのサイズが合わないはずだから、ヒップも詰めていると思う。
この作業を無料でしてくれた。
オーダージーンズは1回まで無料で直しをしてくれるそうだ。

ジーンズに限らず、洋服や靴の直しというのは、技術者の工夫にいつも驚かされる。
以前、スーツが虫に食われたときに「かけつぎ」をしてもらったことがある。
余り生地を穴にあてて、穴の部分と同化させるのだ。
生地の糸をつなぎ合わせるという超絶技巧である。
素人にはとてもまねができない。
日本にはすごい技術者、職人がごろごろしているのだ。
ただ、比較的高齢者が多い。これらの技術が若い人に継承されていくのかが不安である。


これで快適に履くことができる。
痩せた喜びとお直し料無料のお得感もあり、心も快適。
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