HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

HANOVER について

友人の HANOVER L.B.SHEPPARD(ハノーバー L.B.シェパード) を見てあとから調べたら面白いことがわかった。

hano3 (640x478) hano6 - コピー (560x640)
hano6 - コピー (2) hanov4.jpg

ハノーバー L.B.シェパード の内部は、

① ロゴ入りの半中敷きの端はV字カット
② インソールに「GENUINE LEATHER INSOLE」の文字
③ 土踏まず部分に「COMFORT ARCH」というパッド

が共通して見られ、非常に特徴的である。
(ちなみに上の4枚目は他のL.B.シェパードの画) 

そしてこんな画像を見つけた。

クラウンウインザー5 クラウンウインザー3
クラウンウインザー2

「ボストニアン」の上級ライン「クラウン・ウィンザー」の内部。
・・・・・そっくりである。

さらにこれ。

SEA1.jpg SEA1 - コピー

アメリカのデパート「SEARS(シアーズ)」のオリジナルシューズの内部。
・・・・・そっくりである。

これはどういうことか。
導き出される答えは1つ。
これらは同じ工場製である。

さらに詳細な答えを見つけた。

シアーズは自社工場を持っておらず(デパートだからね)、フローシャイムやハノーバーなどに注文していたそうだ。
シアーズとハノーバーの付き合いは倒産以前からである。

ハノーバーは70年代にクラークスに買収され、ブランドは消滅した。
しかし、クラークス社はハノーバーの工場を使い続けた。
そして、ボストニアンもクラークス社に買収され、ハノーバーの工場を使っていたそうである。
他にも「Lloyd & Haig」というブランドの靴もハノーバー工場製のようだ。

ブランド名は変わっても「COMFORT ARCH」システムは頑なに続けられたところがすごい。
よっぽど評価されていたのか、これしか作れなかったのか?
ボストニアンは比較的遅くまでアメリカで作り続けた会社だが、すでに海外に工場を移している。
ハノーバー工場もそのころには閉鎖されただろう。
優れた技術を持った職人たちも散って行ったのだろう。

何だか、アメリカ靴の凋落を再確認してしまったようだ。

70年代にハノーバーブランドは消えたが、ハノーバー製の靴は名前を変えて脈々と存続し続けたのである。
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 靴について

2 Comments

なおけんた  

No title

店主さん、楽天オークションやら、SUPER〇SHOESやら眺めていると、気づいてしまうんですねえ。実際、SUPER〇SHOESの説明文にも書いてありました。古靴の世界はDEEPです。もう一つ面白いネタを見つけましたよ。

2014/04/13 (Sun) 15:04 | EDIT | REPLY |   

店主  

No title

そこまで調べ上げる情熱、さすがです(笑)!

なにはともあれ、この年代の靴は素晴らしいという事ですね!

2014/04/13 (Sun) 14:22 | REPLY |   

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