深野羅紗店のスーツが届いた。オーダーしてから1カ月弱で完成。
採寸当日は、昨年この店で作ったネービージャケットにリーバイスのチノパンを組み合わせて臨んだ。ジャケットに関しては、昨年のデータと現在着ている様子から今回の採寸に生かすことができるので安心だった。だが、パンツに関しては、チノパンからスーツのパンツを考えなければならないので多少の不安があった。
しかし、出来上がったスーツを試着してみるとそんな不安はどこかに行ってしまった。パンツは今まで作ったスーツの中で一番自分好みのシルエットになっている。太ももは太すぎず細すぎず、すっきりした印象。ジャケットは昨年よりもフィット感が増している。
そして何よりも生地の良さ。英国ウィリアム・ハルステッドのカシミア混120's。何の変哲もない極めて普通を目指した普通のスーツだが、見る角度によって光沢があらわれる。手に取って見た時の滑らかさも気持ちいい。
自分のスーツについて言うのもなんだが、いい生地を使っていると思う。画像では生地の良さが全然伝わってこないけれど、それは撮影者の腕とカメラの性能のためだ。
オリジナルのタグは、あの古い店構え(失礼!でもこの雰囲気は大好きです)のイメージを裏切るなかなかおしゃれなデザイン。昔ながらの漢字だけの「深野羅紗店」ではないところがいい。
生地の良さと採寸者の腕の良さと丁寧な縫製、破格の価格・・・いい条件が重なってくれた。来年も一つ作ってみようかな。今度はシャツあたりを・・・・。
スポンサーサイト
1 Comments
-
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014/11/24 (Mon) 00:01 | REPLY |