HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

靴のステッチ

靴に詳しい方々が、靴のステッチについていろいろと書いているので、自分の靴のステッチはどうなのかなと思った。
いくつかの靴を選んで並べてみた。
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一応、同じようなスタイルごとにまとめると、

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左から、マスターロイド(英国)、ネトルトン(米国)、カビリア(日本:オーダー)、パンチャ(福岡)
キャップトゥ群である。多少無理がある比べ方だが…

まずはマスターロイド
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つま先、甲、踵、どこを見てもステッチは1列。シンプル。
しかし、非常に丁寧できれいなステッチである。
シンプルだが力強くて目立つ。
ついでに言うと穴飾りもきれいな丸。


ネトルトン
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アッパーのエッジ部分は2列のラインでステッチが走る。
かかと部分のステッチは革をつなぐためのものではなく、イミテーションである。
控えめな穴飾りとのコンビネーションで、この2列ステッチがアクセントになっている。

次は日本。
東京のカビリアの靴。小さな工房のオーダー。
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飾り穴もきれいで、革がすごくいい。
履き心地も非常にいい(オーダーだから当たり前か)
ただ、ステッチはいたって普通。あっさりした感じ。

福岡の工房「パンチャ」
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何も飾りがない。
他の靴と比べるのは多少無理がある気もするが、、、、。
飾りがないからなのか、ステッチは2列である。
でも、なんだかあまり主張していない。
目立たない。

この2つの日本の靴は、どちらもハンドソーンウエルテッド製法で作られていて、つり込みと底付けに恐ろしく手間がかかっている。
しかし、ステッチはいたってシンプルで、押し出しが少なく、非常に控えめである。

一方、英米の靴はどちらもステッチの主張が強く、デザインの重要なポイントになっている。
穴飾りとのバランスもあるのかもしれない。

糸の番手の違いか、ミシンの違いか、私の持つ日本の靴と英米の靴はステッチの雰囲気が全く違う。

適当な表現が見つからないが、英米の靴は縫い目が立体的、日本の靴は平面的である。

日本のステッチは醤油ステッチ、英米はソースステッチといったところか。草食系と肉食系?
もちろんこれはたまたま私の靴で偶然見られた結果かもしれない。
ブランドによっては逆の場合もあるのかもしれない。
アッパーのデザイン性や押し出しの強さに重きを置くブランドと、見えない部分の手間に重きを置くブランド、もちろん両方を兼ね備えたブランド・・・・

ステッチひとつ見ても靴の主張が見えてくるのはおもしろい。

などと結論めいたことを書いているが、まだほかの靴がある。
疲れたので次回に回すことにする。





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