
Bostonian
おそらく、クラークスに買収される以前に作られた”本来の”(奇妙な言い方だが)Bostonian。


詳しくはわからないが、ロゴから推定して60sだと思う。
クラークスに買収され、その後は同じくクラークス傘下になったHanoverで作られていたこともある。
だからBostonian本来の工場で作られたという意味を込めて”本来の”という言葉を使ってみた。

先日手に入れた Crown Windsor に比べると、ウエストが絞られており、シャープな印象がある。
画像ではわかりにくいが、Florsheim Imperial Kenmoor と同じようにソールには釘が打ってある。
9.99の手書き数字は余計で興ざめする。


まだ全く手入れをしていない状態で写真を撮った。
右足側のトゥに少しえぐれたような傷がある(画像は左足)が、それ以外は致命的なダメージはない。
履き口も割れがなく、アッパーに裂け、ひびもない。
革質も良い。ものすごく良い。手入れをしたらかなり良くなるのではないか。
しかし、少々くたびれている感じ。


まさに革が乾燥気味である。
これは、「アレ」をやるしかないだろう。
グリセリン保湿である。
すぐに施術開始である。
結果は後日。