そろそろ本気でブレーキをかけよう。
届いた早々写真に収めた。まだ手入れは一切していない。



Florsheim の U - Tip
いつごろのものなのか?


ゴムヒールはアミアミパターン。
このゴムヒールは 50s後半~60s初頭 に使われているそうだ。


タン裏はフェルト、布ライニング。
FlorsheimのUNION MADEマークは58年まで小さめで、UとMがおおきい・・・そうだ。
これは、UNION MADE マークは大きめで、すべての文字が同じ大きさ。
「PED-FLEX PROCESS 」という文字が見られる。製造方法の特許か?
よくわからないが…


アルファベット2文字表記ではなく、アルファベットと数字の組み合わせ。
この組み合わせは50s後半のみに見られる・・・・そうだ。
以上のことから考えて、この靴の製造年は、1958年 ということになる。
すべて、靴好きの方から頂いた情報をフル活用した。ありがとうございます。


Uの切り返しは黒くトリミングされている。履き口の高さは低め。
革が非常に柔らかく、モチモチ感がある。
この時代のフローシャイムは非常に革質が良い。
おそらく、大衆靴だろうが、それが素晴らしい革を使っているというのが、50sの凄さだろうと思う。
もちろん、今の我々の認識、常識から見てということで、当時は普通の革だったのかもしれない。
まだまったく手入れをしていないので、これもまたきちんと保湿いたします。
