久々にゆっくりできた休日。
雨は降っているし、何もすることがないので、久々に靴を手入れしようと思った。
靴棚(靴箱ではない:私の靴はすでに靴箱から撤退している)を覗くと、


うっすらと白カビ・緑カビが生えている靴がある!
最近の長雨のおかげか…・
カビが生えた靴を調べてみると、
①下の段の靴。湿気は下にたまりやすい。
②最近出番が少ない靴(棚からほとんど動かしていない)。
③埃をかぶっている靴。
④雨天時に履いた靴。
であった。
上のすべての条件を満たしていてもカビが生えない靴もあり、一部の条件しか満たしていないのにカビが生えた靴もある。
確実なことは言えないが、上記①~④はカビの大好きな環境なのではないか?
これに温度、汚れなども条件として加わってくる。
そんなことは分かっていたつもりだった。
だから湿気のたまりやすい靴箱から勇気ある撤退をし、靴棚を設置したのだ。
棚はサイドはオープンだし、棚自体もスノコでできており、埃避けのためにレースで覆った。
雨も小雨で、ずぶぬれになったこともなく、帰ってから2日はシューツリーを入れずに湿気を飛ばしてから棚に置いた。
それでもカビが生えた。
棚をおいた場所が階段の途中というのがいけなかったのか(風通しが悪い)。
いや、一番の原因は、履かなかったことだろう。
埃はどうしてもかぶる。
履く時は必ずブラッシングする。
だが出番の少ない靴は埃がそのまま・・・。
暗く湿気のたまりやすいところにずっと置かれたまま・・・・。
とりあえず、自分が考えたこれからの対策は以下の5つ
① どの靴もまんべんなく履いてやること。
② 履かなくても定期的にブラッシングすること。
③ 履かなくても定期的に手入れしてやること。
④ 履かなくても定期的に靴の置き場を入れ替えること(下に置きっぱなしはいけない)。
⑤ 除湿剤でも置いてみるか?
しかし一番の問題点はわかっている。
私自身だ。
どんなに優れた機械やシステム、設備があったとしても、それを管理する人間がいい加減だったら故障や事故が起こる。
私自身が上の策を日常的に地道にやっていくことが、カビ防止につながるのだ。
辛抱強くやっていくことにしよう。
靴の数が増えすぎたのもカビ発生の遠因だが…・。
靴の数が増えすぎて管理できなくなっているのだ。
買いすぎにも気を付けようか・・・・・。
カビが生えたのはソールやコバの一部だけで、アッパーは大丈夫だったが、全面的にメンテナンス。
消毒用アルコール(80%)を水で少し薄めて靴全体スプレー(カビのあったソールとコバには多めにスプレー)。
同じ溶液を染み込ませたコットンパフでソールとコバを拭き、
ステインリムーバーを染み込ませたコットンパフで全体を拭き、後は通常通り。
カビが生えてなくても、同じ階にあった靴はすべて手入れした。
おびただしい数の汚れたコットンパフが残った。

すっきりした。
アルコールは色落ちしやすいという話があったので心配したが、大丈夫だった。
だが、一度カビが生えた靴は再発の可能性が高い。
日常的にはアルコールでもよいが、
実際に生えたときは、靴専用の防カビ剤を用意しておくべきだろう。
ちなみに、経験上、個人的にはこれが効果抜群だった。
今回は運の悪いことに、3週間ほど前に使い切っていたのだ。

家の玄関先に座って、50男がせっせと靴を磨いている様はさぞ異様に映ったかもしれない。
しかし、靴も心もさっぱりした。
今後の被害防止は、管理者である自分の意志の強さにかかっている。
(また、自分を追い込むような書き方をしてしまった)