HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

CITTA 1号と2号

鹿児島の山の中の靴工房「CITTA」で作った靴は2足。


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向かって 左が1号、右が2号。

1号

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2号

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同じ人間の足から作った同じ木型で作られた本当の兄弟。
革はもちろん違うが、シルエットも少し違う。
若干、2号の方が締まって見える。
職人さんが「前回よりも攻めてみました」といった意味はこうだったのかと納得。

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並べてみると、皺の入り方がほぼ同じ。
もちろん1号の方が履きこんでいるので皺の出方は強いが、同じ木型というのがよくわかる。

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1号でシボ革(このころはシボ革症候群だった)だったので、2号はスムースレザー。

P1040578 (642x800) ソールは2号(右)の方が気に入っている。

P1040575 (635x800)  サイドビューは1号の方が気に入っているかな。

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靴の内部全面に貼られた中敷きは、見事に同じ形。
当たり前だ、私の足をもとに作っているのだから。
足にフィットして心地よい。

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同じ木型からできた靴だから基本的な部分は同じ。
だが、雰囲気はかなり違う。

紳士靴は女性の靴よりもデザインのバリエーションが限られているといわれる。
しかし、限られたデザインの中で、革を変えたり、ソールを変えたり(ソールの種類は多い!)、ハトメを変えたり(1号は内ハトメで2号は外ハトメ)、ブローグの大きさや数を変えたり・・・・・微妙な違いでも雰囲気に変化をもたらすことができる。
ちょっとした工夫、ちょっとした変化を加えること、見つけることが好きだ。

オーダーは自分で微妙な変化を付け加えることができる。
古靴は、微妙な変化を時代の変化と重ね合せながら見つけることができる。
派手で大きな変化よりも微妙な変化を楽しむことができるのが男の靴の楽しみ方かなと思う。
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 靴について

4 Comments

なおけんた  

Re: No title

europeanblend さん

> ここで初めて知りましたが、興味があります。
> 鹿児島に行く理由もできるので(^^;
> ストームウェルトにステッチがかけてあるように見えるのですが、手が込んでて素晴らしいですね。


実はこの靴,ステッチダウンなんです。
ウエルトに見えるのは,アッパーのエッジです。
2重ステッチにしてウエルト式に見えるようにしました(笑)。
職人のこだわりで,ウエルト式にすると価格が高くなって,多くの人にオーダーを楽しんでもらえないので,ステッチダウンにして価格を抑え,オーダーのすそ野を広げようと考えているようです。
底付以外は,本格的なオーダーと何ら変わりません。
木型はマイラスト(2万ちょっとかかります)ですので盛り付けだけでなく削り込みもOK。
デザインは自由。
アッパーは国産で,いろいろな種類があります。
採寸,仮合せ,引き渡しと3回来店する必要がありますが,2回目以降はサイズの変更がなければメールで注文もできます。

ステッチダウンはシンプルな作りですので,屈曲性がよく,見た目よりも軽いのがウリですね。
ステッチダウンというと,デザートブーツをイメージしてウエルト式よりも格下に見られがちですが,手間のかかり方はすごいです。  ステッチはすべてハンドソーンですから。
そういえば,ホワイツやウェスコ,ダナーもステッチダウンでしたね。(この名を聞くと高級感が出てきます)(笑)。
私は短靴しか注文しておりませんが,ステッチダウンはデザイン的にブーツの方がしっくりくるかもしれません。


鹿児島市はけっこう個性的な店があって面白いですよ。
私の地元とは大違いです。
ぜひ,行ってみてください。



> 例のHorseman Joe も気になるし、迷うなあ。。。

CITTAは足の形が結構ダイレクトに出ます。
私の足はごつくて,完成した靴はALDENのように(よりも?)愛嬌のある顔になりました(笑)。
Horseman Joe はおそらくマイラストではなく木型に盛り付けするタイプだと思いますので(ハンドソーンであの低価格ですから),注文主の足の形が露骨に出ることはないでしょうね。
HPの画像や店主のこだわりを読むとものすごく興味が湧きました。
今度福岡に行ったとき,寄ってみようかな?

2014/10/09 (Thu) 16:49 | REPLY |   

europeanblend  

No title

ここで初めて知りましたが、興味があります。
鹿児島に行く理由もできるので(^^;
ストームウェルトにステッチがかけてあるように見えるのですが、手が込んでて素晴らしいですね。

例のHorseman Joe も気になるし、迷うなあ。。。

2014/10/09 (Thu) 15:14 | EDIT | REPLY |   

なおけんた  

Re: タイトルなし

電池さん

> いつかはオーダー、そう思っていますがなかなかできないものですね。羨ましいです。
> こちらの二足は足にしっかり合わせ、ソールをラバーにし普段使いといったところでしょうか?オーダーでこのソールならさぞ履き心地がいいんでしょうね。

自分の足に合わせた木型で作っているので,足にきれいに沿っていて不自然に当るところはほとんどありません。1号はヒールカウンターの段差が少しあたったのですがすぐに直してもらいました。ただ,既成靴のフィッティングに慣れた者からすると,最初は窮屈というか妙な感じでした。しかし,慣れたらとても快適になります。特に2号のフィッティングは秀逸で,「攻めました」というのはここにも表れているんだなと思いました。ハンドソーン・ステッチダウンで,ソールの屈曲性も非常にいいです。

> 1号のデザイン、外羽根ブラインドフルブローグなんていかにもオーダーですよね。既製品では無いデザインでから^ ^
> 2号はクラシックですね。昔のオールデンや矯正靴を感じさせる出で立ちですね。
> 私もオーダーでスペクテイターを作ってみたいですね。

自分が欲しいと思うデザインで注文できるのが最大のメリットかもしれませんね。パターンオーダーの場合,デザインが限定される場合もあるんですが…。
私の足がかっこよくない上に,ロングノーズが嫌いなものですから,出来上がる靴も野暮ったいというか,朴訥としています。ALDENに通じるものがあるかもしれません(笑)。
是非,理想のスペクテイターをつくってみてください。多種多様なスペクテイターを持っている電池さんなら素晴らしいものができると思いますよ。

2014/10/08 (Wed) 08:37 | REPLY |   

電池  

お久しぶりです。
いつかはオーダー、そう思っていますがなかなかできないものですね。羨ましいです。

こちらの二足は足にしっかり合わせ、ソールをラバーにし普段使いといったところでしょうか?オーダーでこのソールならさぞ履き心地がいいんでしょうね。

1号のデザイン、外羽根ブラインドフルブローグなんていかにもオーダーですよね。既製品では無いデザインでから^ ^

2号はクラシックですね。昔のオールデンや矯正靴を感じさせる出で立ちですね。

私もオーダーでスペクテイターを作ってみたいですね。

2014/10/08 (Wed) 00:20 | EDIT | REPLY |   

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