また、フローシャイムインペリアルを手に入れた。もうビョーキですね。
ヤフオクではなく、「セカイモン」という海外オークションの公式日本語サイトを利用して、アメリカから直接落札。関税に多少の不安があったが、関税はかからなかった。
届いた靴は、コバは色がはがれ、傷もたくさん。ソールもつま先やヒールが結構すり減っている。しかし、アッパーは奇跡的に綺麗だった。もちろん埃をかぶり、汚れていたが、大きな傷がほとんど見当たらない。
まずは埃をおとし、ソールやアッパーの汚れを落とし、アッパーにはデリケートクリーム&コロニル・ディアマントを塗る。コバにはヴァージン・サプリメント・ワックスを塗り込み、コバインキで着色。
見違えるように綺麗になった。何より、アッパーの革が素晴らしい。柔らかくて、手触りが良く、腰があって、しっとりとしていて、すぐ艶が出る。
自分が持っている他のインペリアルとは明らかに違う。自分が持っている靴の中で一番良いのではないか。
同じブランドで、同じ国で、ほぼ同じ時期に作られたものなのに、こんなに革が違うとは!工場の違いなのか(複数の工場でつくられていたそうだから)。個体差が激しいのか。同じ皮革が安定して供給されていなかったのか。
画像ではその良さを伝えることが難しい(未熟な腕です)けど、古い靴の革質の良さを堪能できるものに出会った。
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