HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

Florsheim Varsity の手入れ②(完成)

グリセリン保湿後、乾いた状態の「Florsheim Varsity」 

BFV保湿後乾1 (463x640)

BFV保湿後乾UP (640x603)

甲がかなり色むらになっている。
頑固なクリームが落ちない部分とLEXOLEの洗いによって色が落ちた部分とが鮮明に分かれている。
そして、左足の甲にはたくさんの筋状の皺が見られる。

B保湿後乾1 (474x429)

これはもうどうしようもない。
ネット上で紹介されているVarsityの画像では見かけることがある。
http://www.t-8intl.com/wingtip/wingtip758.html
革の性質か?
これが後にクラックに成長していくのかもしれない。

さて、この後の手入れをどうしたものか・・・。
さらにクリーナーを使うか・・・
しかし、これだけ皺があると、クリーナーで革を痛めつけることを躊躇する。

それで選んだのは、マスタングペーストを靴全体に塗ることだった。
マスタングペーストはほとんどが馬油で、私はミンクオイルの代わりに使っている。
これを塗ると、革にどんどん吸い込まれていく。
そして、その後にからぶきすると、布に古いクリームがものすごく付着するのだ。
ほとんど脂だから、クリームが油で溶かされるのだろうか?
ちょっと贅沢だが、クリーナー代わりに(しかも栄養も与えられる)塗りたくった。

FV馬油3 (504x640) FV馬油1 (640x633)

翌日見ると、芯の入ったトゥや踵はまだ完全に染み込んでなかったが、他の部分は十分に脂が入り込んでいた。
こすると布がどんどん茶色になっていく。古いクリームはかなりとれた。
しかし、甲の色むらは十分には解消されないまま。
当たり前である。色が落ちている部分もあるのだから。

そして最終的に行ったのは、色付けだった。
使ったのは、またこれ。

GV手入れ後4 (640x458)

ただし、今回は、Black と Dark Brown を混合して使った。
Darak Brown だけでは色むらがあまり解消されなかったからだ。
先に Darak Brown を塗り、状況を見て Black の量を調整しながら(要領は・・・勘)塗り、しばらく時間を置く。
30分くらいしてから布で磨いて余分なクリームをとる。

はい完成。


FV手入れ後そと7 (640x511) BFV手入れ後そと13 (640x492)
CFV手入れ後そと6 (640x582)

AFV手入れ後そと2 (474x640)

やっぱり左足甲の筋状の皺が気になるが、これはもうどうしようもない。
私とほぼ同じ年齢の靴(私の方が1年先輩だ)だが、元の革がいいから手を入れると見事に若返る。
人間はこうはいかないけどね。
なかなかの強敵だったが、なんとか履ける状態にはなったかなと思う。
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 靴について

12 Comments

なおけんた  

Re: タイトルなし

marumono さん

> 引っ越しでしばらく見ていないうちに、ついにvarsity 手入れられたんですね!
> おめでとうございます。もうブレーキのことは忘れましょう。

どうしてもほしいものが目の前に転がってくると、ブレーキは外れます・・・・ということにしておきましょう(笑)。


> いつもですが、素晴らしい再生ぶりですね!
> 休日にのんびりと好きな靴を再生させる。趣味として最高です。

家でやらなければならないことは山ほどあるんですが、靴磨きほど意欲がわきません。
庭の手入れなんてはっきり言って逃げてます。
この辺も家族から白眼視される原因なんですよね。


> 僕もやりたいのですが、引っ越し片付けで自分の靴の多さに改めて引いております。
> 少し減らしてまた次買えるように頑張ろうと思っております。
> しかし、引っ越しを前はポンポン増やしていたのに、転勤族はこれが悩みになるということに気づいた今日この頃です。

でも引越しという刺激がないとますますブレーキはかかりませんよね。
私は引越しがないので危ないです。

2014/11/03 (Mon) 16:25 | REPLY |   

なおけんた  

Re: No title

europeanblendさん

> 確かに古いモノを見慣れてしまうと、80s90sは物足りなく感じますよね。
> リーバイスで言えば、ユーズドの60sを取るか80sの赤耳デッドを取るか、というところでしょうか。

予想していたことですが、自分が既に古靴の蟻地獄に十分ハマっているのを自覚しています。
ただ、80sでも十分古くて素晴らしいんですけどねえ。
あっ、ジーンズなら80sデッドの方を取りますかね。
どうも靴と服とは違うようで・・・

2014/11/03 (Mon) 16:15 | REPLY |   

marumono  

引っ越しでしばらく見ていないうちに、ついにvarsity 手入れられたんですね!
おめでとうございます。もうブレーキのことは忘れましょう。

いつもですが、素晴らしい再生ぶりですね!
休日にのんびりと好きな靴を再生させる。趣味として最高です。

僕もやりたいのですが、引っ越し片付けで自分の靴の多さに改めて引いております。
少し減らしてまた次買えるように頑張ろうと思っております。
しかし、引っ越しを前はポンポン増やしていたのに、転勤族はこれが悩みになるということに気づいた今日この頃です。

2014/11/03 (Mon) 13:29 | EDIT | REPLY |   

europeanblend  

No title

よく見ると、80s90sのVarsity、70sのAlbanyとは後ろのロングウィングの処理が違いますね(^^; 羽根の位置は似てますけど。

確かに古いモノを見慣れてしまうと、80s90sは物足りなく感じますよね。
リーバイスで言えば、ユーズドの60sを取るか80sの赤耳デッドを取るか、というところでしょうか。

2014/11/02 (Sun) 22:44 | EDIT | REPLY |   

なおけんた  

Re: No title

europeanblend さん

> 60sのVarsity、やはり良いですね。
> このモデル、75年のカタログでは再び“Kenmoor”としてラインナップされてますね。そしてラバーヒール(おそらく穴なし)になるようです。
> 私のVarsityは70s初期のものなのですが、釘打ちヒールです。
> この辺までは“Varsity”なのでしょう。
> そしてクオリティも、おそらく...。
> ちょうど“UNUIN MADE”表記が入る頃までかと。
> ちなみに、その後、“Varsity”の名称は“Albany”と呼ばれていたモデルに引き継がれているように思います。
> これは80s90s頃のモノをよく目にします。

何だかややこしい靴ですね(笑)。
例えばこの靴が元Albanyですかね?
http://www.vogue-trading.com/l-florsheim_30822_varsity_blucher_wingtip_cordovan_84.html
http://shop.madeinworld.co.jp/archives/12273
やはり60sまでのものがいいようですね。

2014/11/02 (Sun) 17:19 | REPLY |   

europeanblend  

No title

60sのVarsity、やはり良いですね。
このモデル、75年のカタログでは再び“Kenmoor”としてラインナップされてますね。そしてラバーヒール(おそらく穴なし)になるようです。
私のVarsityは70s初期のものなのですが、釘打ちヒールです。
この辺までは“Varsity”なのでしょう。
そしてクオリティも、おそらく...。
ちょうど“UNUIN MADE”表記が入る頃までかと。

ちなみに、その後、“Varsity”の名称は“Albany”と呼ばれていたモデルに引き継がれているように思います。
これは80s90s頃のモノをよく目にします。

2014/11/02 (Sun) 13:31 | EDIT | REPLY |   

なおけんた  

Re: No title

musselwhiteさん

> 此処まで来ると飯食えますね!
> 毎回、どうなる事かと拝見させて頂いて居ますが、唸って仕舞いますね。

いや,自分の靴だから思い切りがいいだけです。
自分でもどうなるか予想がつかないままやっています。
失敗しても誰にも文句を言われませんから。
人の靴だとこうはいきませんね。飯は食えません(笑)。

2014/11/02 (Sun) 08:41 | REPLY |   

なおけんた  

Re: タイトルなし

tomoさん

> いやー見違えましたね。
> この皺、自分も購入してから気づくこともあり。。発見するとまたかと諦めつつも、どうにかならんかなと補修用のパテを塗り込んだりと悪あがきをするのですが、結局は何もしなかった方が良かったと後悔する場合がほとんどです。変に誤魔化そうとせずになおけんたさんのようにこれ以上拡げない工夫をする事が大事なのかなと思います。

自分の靴ですから失敗しても自己責任,皺に対して思い切ってチャレンジしてもいいのですが,これに関しては自分にスキルが全くないのでほったらかしました。全体をきれいにすることでごまかせないかと・・・ごまかせませんでしたが。

> しかしなおけんたさんのフローシャイムシリーズ、素晴らしいですね。
> こういうこだわりを自分も見習いたいと思います。

今はフローシャイムについては(古靴全般ですが),60s(70s初頭を含む)を中心に見ています。理由は革質が明らかにいいからです。そして状態のいいものがまだ残っているからです。50sあたりまでは何とか大丈夫ですが,それ以前となると状態は悪いし,状態のいいものは高価だし・・・ですから。
革質と状態と価格の両立がなされているのが60sの靴だと個人的に考えています。この辺がこだわりといえばこだわりですかね。

2014/11/02 (Sun) 08:34 | REPLY |   

なおけんた  

Re: タイトルなし

せいじさん

> こんばんは。すごいですね。
> 私は、修理屋さんに水洗いにだしたことはあるんですが、ここまでの再生ではなかったような。
> いやー、すごいですね。
> 早速、ブログで紹介させていただきました。

たぶん,自分の靴だから思い切ったことができるのではないかと思います。
失敗しても自己責任ですから(笑)。
素材のいい古靴だからこそかもしれません。
ブログでの紹介,ありがとうございます。なぜか恐縮します。

2014/11/02 (Sun) 08:23 | REPLY |   

musselwhite  

No title

こんにちは。

此処まで来ると飯食えますね!
毎回、どうなる事かと拝見させて頂いて居ますが、唸って仕舞いますね。

2014/11/01 (Sat) 23:03 | EDIT | REPLY |   

tomo  

なおけんたさん、こんばんは。

いやー見違えましたね。
この皺、自分も購入してから気づくこともあり。。発見するとまたかと諦めつつも、どうにかならんかなと補修用のパテを塗り込んだりと悪あがきをするのですが、結局は何もしなかった方が良かったと後悔する場合がほとんどです。変に誤魔化そうとせずになおけんたさんのようにこれ以上拡げない工夫をする事が大事なのかなと思います。
しかしなおけんたさんのフローシャイムシリーズ、素晴らしいですね。
こういうこだわりを自分も見習いたいと思います。

2014/11/01 (Sat) 23:02 | REPLY |   

せいじ  

こんばんは。すごいですね。

私は、修理屋さんに水洗いにだしたことはあるんですが、ここまでの再生ではなかったような。
いやー、すごいですね。

早速、ブログで紹介させていただきました。

2014/11/01 (Sat) 22:16 | EDIT | REPLY |   

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