HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

1年の計は元旦にあり

新しい年になって,3番目の坊主(小5)が、

「お父さん,今日は〇〇〇〇で先生から褒められた。」
「今日のテストはうまくできた。」
「サッカーの練習でシュートをたくさん決めた。」
「野球(遊び)でホームランを打った。」

などと,私に「今日の良かったこと」を報告してくるようになった。
めずらしい。
だが、きっかけはあった。


以前から,どちらかというと自分に自信がなく,愚痴をこぼすことが多い子である。
こちらも多すぎる愚痴を聞くのは嫌だから,

「おまえ,よくそれだけたくさん愚痴が言えるなあ。もっと良いことや楽しいことの方を覚えておいた方がいいぞ。」
と言うと,

「良いことがあんまりない」と返すことが多い。

だが,学校では係の仕事や手伝いはよくやるらしく,先生は褒めてくれる。
だが,家では言われたことをすぐにせず,嘘をつくことも多く,私や嫁さんからよく叱られる。

外面(そとづら)がいいのである。
兄,姉からもいろいろ言われる。末っ子の悲劇である。
ストレスは随分と溜まるのだろう。
だからなのか,親に一番甘えてくるのはこの子。
同居の祖父母に一番優しいのもこの子。

年末,子供たちを集めて,家のルールの再確認をした。
ゲームやパソコンなど,メディアについてのルール。
今までにもルールはあったのだが,なし崩しにしてされてきたところがあり,新年を迎える前に明文化した。

メディアのルール○ (640x480)



末っ子には,さらに
「お前が一番けじめがないから,もう一つルールをプラスする。先に勉強を終わらせてからゲームをすること。わかったか。」
「わかった。ちゃんとやるよ。」となった。

そして元日。

次の日には,嫁さんの実家に家族で行くことになっている。
向こうでは,いとこ達と遊ぶから勉強はできない。
だから,ある程度の宿題は終わらせておかねばならない。
元日といえども,ルールは守らねばならない。

夜の9:00ごろ,末っ子がゲームをしているのを見かけた。

「おまえ,勉強は終わったのか?」
こちらを見ずにゲームをしながら
「うん」

10:30ごろ,就寝しようとしたところ,
「おまえ,あとどれくらい宿題残ってるんだ?明日からしばらくできないからな。見せてみろ」
宿題の問題集を見たら愕然とした。
やっていないページが多すぎる。
「なんでこんなにたくさん残ってるんだ?今まで何してた?」
そして,この日は全く宿題をやっていないことがわかった。

ものすごく叱った。

決めたばかりのルールをもう破ったこと。
自分の行為をごまかすために嘘をついたこと。

この2点について,激しく叱って泣かした。
自分がなぜ叱られているか復唱させた。
当然,ゲーム機は無期限預り。

そして,
「今から宿題をやれ。10ページやれ。それが終わるまでは眠ったらいかん。」

息子は泣きながら勉強。
言った手前,私も眠ることはできず,付き合った。
眠い・・・やり過ぎたか?ちょびっと後悔。

終わったのは夜中の2時半ごろ。

「10ページ終わったか?」
「お父さん,13ページやったよ。」表情はとても明るい。
「どら,見せてみろ。」
「よく頑張ったな。頑張ったからゲームの預りは明日1日だけにしてやる。すぐに寝て明日(今日だが)に備えよう。」
「大丈夫だよ,車の中で眠ればいいんだから」

私は運転するんですけど・・・・・・
苦しいのは実は俺か?

「1年の計は元旦にあり」といわれるが,元日から激しく叱り叱られ,私と息子にとっては最悪の年始となった。

だが,これをきっかけとして,息子は「良いこと」を報告するようになった。
私に認めてもらいたいのか,自ら良いことに目を向けようとしているのか,いずれにしても可愛らしい。

ルールも今のところしっかりと守っている。
これもまた息子の成長である。
(また元に戻るかもしれないけれど・・・)

こういう姿を見ると,元日のできごとは無駄ではなかったのかもしれない,と思う。
少なくとも最悪ではなく、いいスタートを切ったのかもしれない。

「1年の計は元旦にあり」である。

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 家族

4 Comments

なおけんた  

Re: No title

tomojin329さん


>
> 昔の自分を見ている様な・・・
> 私が小学生の時はあまり携帯ゲーム機も流行っていない時代(ゲームボーのみ)で、隠されたら家中探し回って見つけるのイタチごっこでした(;^ω^)
>
> でもこうしてルールを明文化して徹底するというのは大事な気がします。何でルールがあるのか分かっていても中々守れない子供時代の自分を思い返すとお恥ずかしい限りですが(/ω\)

子供がルールをなし崩しにし続けたとき、自分の記憶があいまいで、「え~っと、どんなだったっけ?」と悩むことが多かったので、ブレないためにも書くことが必要でした。「おい、これを見ろ!ここに書いてあるだろ!」みたいに自信を持って言えますからね。でも書き換えられても分からないかもしれません(笑)。

たぶんここまでしても、守れないことは多いと思います。それが子供ですから。わが子に完璧は求めません。私の子ですから(笑)。私も全然だめで、ずるい子でした(笑)。
失敗を繰り返しながら、子供と一緒に成長していければいいかな、という感じですね。

2015/01/19 (Mon) 22:45 | REPLY |   

tomojin329  

No title

お久し振りです。

昔の自分を見ている様な・・・
私が小学生の時はあまり携帯ゲーム機も流行っていない時代(ゲームボーのみ)で、隠されたら家中探し回って見つけるのイタチごっこでした(;^ω^)

でもこうしてルールを明文化して徹底するというのは大事な気がします。何でルールがあるのか分かっていても中々守れない子供時代の自分を思い返すとお恥ずかしい限りですが(/ω\)

2015/01/19 (Mon) 19:46 | REPLY |   

なおけんた  

Re: タイトルなし

せいじさん

> おはようございます。とても、いい話ですね。
> 少し子供時代を思い出しました。


自分もそうでしたが,子どもって,素直な反面(後から素直じゃなくなりますが),ずるいところがあって,大人の反応を試してますよね。
ちょっとルールを破って何も言わなかったらだんだん横着になっていきます。
そういうときに,ときどき喝を入れます(笑)。
その後の息子の行動を見ていると可愛くてたまりません。
そしてしばらくは褒めに徹します。

でも,しばらくするとまた横着しだしますね。
横着と喝と称賛を繰り返すのが「しつけ」かなと思って子どもと付き合っています。

2015/01/19 (Mon) 10:54 | REPLY |   

せいじ  

おはようございます。とても、いい話ですね。

少し子供時代を思い出しました。

2015/01/19 (Mon) 08:40 | REPLY |   

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