初期 Royal Imperial "Stratford"


いつものように 洗い(LEXOL)⇒保湿(グリセリン水溶液)⇒仕上げ という流れ
今回は仕上げにこのクリームを使った。


確か、名前は「オールマイティ・レザー・クリーム」だったと思う。
地元のお気に入りの靴リペア店(今はもう辞めてしまった)で購入したもの。
市販はされておらず、ラベルはナシ。
水分ナシ、匂いナシ、色ナシ。
成分は、いろいろな動物性の油脂だったような。スクワランが入っているのは覚えている。
ロウがほとんどないく、光沢よりも保革を主としている。
歯ブラシで薄く塗ってドライヤーで溶かせば、スエードにも使える・・・と聞いていたが、怖くてできない(笑)。
このクリームをブラシで薄く全体に塗り、余分なべたつきを拭きとって磨く。
光沢はあまり出ない。そういうクリームではない。
次に登場したのはこれ。

黒い靴のクリームを伸ばすときに使っている豚毛のブラシ。

元は白毛だったが、黒く染まっている。
このブラシで磨く。
ハイ完成。



決して見栄えがいいとは言えないが、いろんな種類のクリームがブレンドされて(笑)浸み込んだブラシ。
今回は、光沢を出すためにクリームを二重に塗るのは栄養過多になりはしないだろうかと考え、ブラッシングだけにした。
これでも十分に艶が出る。




慌てて家を出る際、すぐに靴に光沢を出す時にもこのブラシを使っている。
汚いけれど便利なブラシ。