HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

箱入り息子の恋 夏帆

ヤバいね・・・・・・

年甲斐もなく、一人の女優さんが気になってしょうがない。

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先日「箱入り息子の恋」という映画のことを書いた

この映画でヒロインを演じた「夏帆」さん。

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彼女の役どころは、子供のころに病気によって視力を失った女性。

・・・・・・・という設定は、映画ではよく見られるものだ。

映画ではありきたりな設定なのに何が私を惹きつけたか・・・・

それは、彼女の演技。

本当に目が見えないのではないか?と思うほど。

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私は、目の不自由な方と親しくお付き合いをしたことがないので、実際のところはわからない。
だが、本物に見える、感じる。

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それは、視線だけではなく、表情やしぐさ、しゃべり方、動きなど、あらゆるものから感じる。

初めて吉野家で牛丼を食べるシーンは驚いた。
清楚で上品な美しい女性が吉野家というのも驚きだが、牛肉をいっぱいに頬張るのも驚きだ。
我々なら、ご飯とのバランスを考えて食べる。
なぜなら、見えているからだ。
彼女の食べるシーンはとてもリアルに感じる。

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しかし、何より彼女の演技がリアルに感じるのは、
この映画の中で、とてもピュアな、無邪気な雰囲気を醸し出しているところだと思う。

超個人的な感覚だが・・・・・・
私は、2人の難聴の中学生と数年間お付き合いさせてもらったことがある。
男の子と女の子だったが、この子たちに共通するものを感じた。
それは、同年代の子供たちよりも純粋な無邪気さを持っていたこと。
悪く言えば子供っぽいのだが、その無邪気さがとても素晴らしいものに見えた。

耳が普通に聞こえる私たちに聞こえる音は、いいモノばかりではない。
騒音、悪口、ねたみ、叫び、怒号、恨み、悲しみ・・・・
「負」の音をたくさん耳にする。
聞きたくなくても耳にする。
もちろんそれによって我々は成長するのだと思う。
だが、成長とともに、失われていくものも多いのではないか。
中学生でも例外ではない。

勝手な思い込みかもしれないが、
目や耳が不自由な人たちは、失うものが我々よりもはるかに少ないのではないだろうか。

夏帆さんは、そういうピュアな雰囲気を全編にわたって醸し出していた。
しかもこれは天然ではなく、演技なのである。
若いのに素晴らしい女優さんだと思った。


実は、この映画を観るまで、「夏帆」という名前さえ知らなかった(笑)。
なかなか有名な女優さんのようだが、私は何の予備知識もなくこの映画を観たのだ。

だから、かえって何かとても素晴らしいものを自ら発見したような気分になった。


箱入り息子4


私は、靴にしろ、店にしろ、モノにしろ、思いがけず出会う「いいモノ」に心惹かれる傾向がある(笑)。

人とモノを簡単に並べてはいけないのかもしれないが、

こういう女優さんはこれからも応援していきたい。


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6 Comments

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2015/06/12 (Fri) 19:32 | REPLY |   

なおけんた  

Re: No title

europeanblend さん

> これ、なおけんたさんの記事を読んで観ました^_^
>
> 私も吉野家のシーンがいちばん印象的でした。
> 夏帆さんも良かったですが、主演の星野源さん、本業はミュージシャンだそうですが、これからが楽しみな俳優さんです。
>
> こんな佳作を紹介して下さり、ありがとうございます。

星野さん,いい味出してますよね。
主人公の不器用さが好ましくていいです。応援したくなりますよね。
この映画で数々の賞を受賞したようですね。
ちなみに,丘の上の初キスシーンで「もう1回いいですか?」というセリフは彼のアドリブだそうです。
このシーンはカットなしで続けられたそうですが,アドリブに応じた夏帆さんもすごい。
2人の素晴らしい演技が,この映画全体を爽やかなものにしていると思いますね。

また力が入っている(笑)



> お礼にと言っては何ですが、
> 「アメリカお宝探偵団ポーンスターズ」はご存知でしょうか? ラスベガスの質屋さんが品物を鑑定する番組です。
> あと、「廃墟お宝ハンター」という廃工場などに入ってお宝を探すやつも面白かったです。靴の看板が出てきたり。
> 日々eBayなどでお宝を探す私たちと共通するものがあるので、楽しめるのではないかと。
> よかったら検索してみてください。

紹介していただいてありがとうございます。
早速調べてみたいと思います。

2015/06/12 (Fri) 08:38 | REPLY |   

europeanblend  

No title

これ、なおけんたさんの記事を読んで観ました^_^

私も吉野家のシーンがいちばん印象的でした。
夏帆さんも良かったですが、主演の星野源さん、本業はミュージシャンだそうですが、これからが楽しみな俳優さんです。

こんな佳作を紹介して下さり、ありがとうございます。

お礼にと言っては何ですが、
「アメリカお宝探偵団ポーンスターズ」はご存知でしょうか? ラスベガスの質屋さんが品物を鑑定する番組です。
あと、「廃墟お宝ハンター」という廃工場などに入ってお宝を探すやつも面白かったです。靴の看板が出てきたり。
日々eBayなどでお宝を探す私たちと共通するものがあるので、楽しめるのではないかと。
よかったら検索してみてください。

2015/06/12 (Fri) 01:25 | EDIT | REPLY |   

なおけんた  

Re: タイトルなし

tomoさん

> こういう映画とか本とかに学ぶ事、てありますよね。私も若い頃はいつも本を手放しませんでした。その割には文章下手ですが笑

この映画、障がいをもつ女性がヒロインなんですが、暗さが一つもなく同情を誘う場面がありません。
主人公のケンタロウは、ヒロインの目が不自由なことを同情の目で見ず、恋愛の対象として見ています。
かえって自分の方が彼女にふさわしくないのだという気持ちの方が強い。
そういう描き方はすごくいいなあ、と思います。

後半、再び吉野家のシーンがあるんですが、この場面は涙が止まりませんでした。
様々なセリフにも学ぶべきものがあり、私にとっては本当に良い映画です。

なんだか、私ちょっと必要以上に力が入りすぎてますねえ(笑)

2015/06/11 (Thu) 22:45 | REPLY |   

tomo  

こういう映画とか本とかに学ぶ事、てありますよね。私も若い頃はいつも本を手放しませんでした。その割には文章下手ですが笑

2015/06/11 (Thu) 22:22 | REPLY |   

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2015/06/11 (Thu) 22:17 | REPLY |   

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