HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

国産靴 フルハンド


持っている国産靴シリーズ第2弾
【 注文靴フルハンド編 】

もうネタがなくなってきた感があるこのシリーズ(笑)

オーダーして作った靴のうち、ハンドソーンウェルトでアウトソールの底付けも手縫いのいわゆる10分仕立て。

1つはこれ。

1国産oe1  2国産oe2

 「hand sewn welted boot maker o.e.」

ブランドの名前が靴の製法そのまま(笑)、わかりやすい。



もうひとつ。

4国産cb1  5国産cb2 (2)

  「カビリアの靴」



並べてみる。

7国産oe cb1  8国産oe cb2


下側から見ると

9国産oe cb3  ※左がカビリア・右がo.e.

10国産oe cb4   11国産oe cb5 (2)

ソールの仕上げについては、カビリアのほうが手が込んでいる。



12国産oe cb7 (2)  13国産oe cb6 (3)

14国産oe cb6 (7)

ウエストの絞りもカビリアの方が強い。
しかもウエスト部分コバを叩いて縫い目が上から見えないようにしてある。

15国産oe cb9 (3)

o.e. は出し縫い糸を染めていない。50s風?
出し縫いのピッチもカビリアの方が細かい。

ただし、画像からはわかりにくいが、出し縫いのラインはo.e. の方がきれいである。


比べてみると、カビリアの方が自己主張が強い靴である。
「曲線」にこだわっていると感じた。
何も言わなかったら、キャップの切り返しのラインまでカーブを描く。
私はそれが嫌いだから、このラインだけは注文を付けてまっすぐにしてもらった。

見た目のシルエットはo.e. のほうが好きだ。
どちらかというと控えめな表情だから。

どちらも私の足を採寸し、フィッティングサンプルを履き、既成のラストに革を盛って整形して作ってあるので、純粋なビスポークではない。
もちろん、私にはビスポークする経済的な余裕もない。
だが、こういうパターンオーダー的な作り方のおかげで、価格は驚くほど良心的だった。

「だった」と書いたのは、今はそれほど安くはないからだ。
o.e. は完成してから7年半、カビリアは4年半ぐらいになる。
どちらも工房が開いて間もないころに作ったもの。
今は、その2倍弱くらいの価格になっている。
原材料や物価の高騰だからなのだろうか?それとも最初の価格に無理があったのか?

もちろんフルハンドだから、今の9分仕立ての靴の価格を考えるとこれでも良心的といえるのかもしれないが・・・・・。



今では私には手が出せない価格になってしまっているのが残念。



3国産oe3 (2) 6国産cb3 (2)

どちらもとても素晴らしい靴。
だが、今後注文することはないだろう。
値上がり前に注文しておけばよかったと後悔している。



スポンサーサイト

 靴について

2 Comments

なおけんた  

Re: No title

europeanblend さん

> 国内ビスポークの値段も最近では手が届かないところに行ってしまいましたね、、、
> 福岡の、今はもう有名になってしまったメゾンがイタリアから帰って工房を開いたばかりの頃、お試し価格でやられてた時期がありました。今思えば頼んでおけば良かったと後悔しています。

最初は価格面で相当の無理をしているのでしょうかねえ。
有名になると価格が上がるような・・・・・
少なくとも福岡には良心的な店がいくつかあると思いますが・・・・
東京もまだ良心的なところがありますね。パターンオーダーですけど。

浅草コブラーとか、ハシモトとか(こちらは今年いっぱいで終わりです。残念)・・・
あと、Tonearm という工房が気になります。

2015/09/11 (Fri) 21:42 | REPLY |   

europeanblend  

No title

国内ビスポークの値段も最近では手が届かないところに行ってしまいましたね、、、
福岡の、今はもう有名になってしまったメゾンがイタリアから帰って工房を開いたばかりの頃、お試し価格でやられてた時期がありました。今思えば頼んでおけば良かったと後悔しています。

2015/09/11 (Fri) 15:30 | EDIT | REPLY |   

Leave a comment