
ホーウィンのコードバンに相性が良いと評判がある。
で、実際に使ってみた。
〇 使い勝手は正直悪い。
半液体というかゲル状で、よく振ってくださいと言われるが、振ってもあまり攪拌しない。
出口が小さく、指がやっと入るくらいなので、私は蓋についたクリームをウエスにつけている。
今はいいが、量が少なくなってきたら、出すのが面倒くさいだろうな。
〇 クリームはよく伸びるので、少量で済むのは良い点。
〇 見た目からは溶剤の匂いが強烈にするようなイメージだが、匂いはそれほどきつくはない。
〇 パッケージはレトロな雰囲気でよろしい。
そして使ってみた。
まずは、宮城興業製コードバン・プレーントゥ
コードバンは日本製の水染めコードバン


まあ、少しは艶が出たかな。ものすごいというわけではない。
次は、SHETLAND FOX コードバン・ウィングチップ
こちらも日本製の水染めコードバン。
手入れ前の画像を撮り忘れた。


ちと分かりにくいが、これは効果抜群だった。
トロンとした艶がでて、コードバンを引き立てる。特にトゥがきれいだった。
コードバンでも相性があるのだろうか。
次は、カーフで試してみた。


60s Florsheim Royal Imperial ウィングチップ

カーフでも素晴らしい艶が出る。

調子に乗っていろいろな角度から。ヴェネチアンクリームも一緒に。



踵は継ぎ目がないので、奇麗に仕上がる。
そして最後は・・・・

カナダ製 DACK'S プレーントゥ
革はウォーターバイソン。


劇的な変化はあまり感じられない。
シボ革には向かないか?
ヴェネチアンクリームは、どうも革を選ぶのではないか?
相性の良い革とそれほどでもない革があると見た。
基本、コードバンのような表面が非常に滑らかな革、しかも穴飾りがある靴では大いに力を発揮してくれるクリームではないだろうか。

古いクリームなど、汚れも取ってくれるようだから、急ぐときにはもってこい。
しばらくは、マイブームとなるだろう。