HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

注文靴の遍歴 7


私にとっての初めてのフルオーダー。


P1010790.jpg

鹿児島のCITTA  で作ったウィングチップ

2013年7月完成。


CITTAドラム缶 (2) CITTA看板 (2)

趣のある看板に従って山の中に入っていくと工房が見えてくる。



citta外観1

この工房での初めてのオーダーは、事前にデザインを全く考えずに臨んだ。


citta内観1 citta内観革

citta内観靴 citta内観靴2

落ち着いた雰囲気のなかで、職人とじっくり談笑しながら(靴とは直接関係ない話も多かった)、くつのデザインや素材を決め、採寸を進めていった。


P1010546.jpg

革は、油分を十分に含んだ国産のシボ革を選択。一目で気に入った。


ゲージ靴もサンプルシューズもなし。

全くのゼロからの靴づくり。

これで1回目は終了。



続いて2回目。

私の足に合わせて調整された木型が出来上がった。

P1010545.jpg P1010544.jpg

P1010539.jpg P1010543.jpg

初めての”マイラスト”。

それまで私が経験してきた注文靴は基本的にパターンオーダーで、私の足に合わせて木型に革を盛りつけて調整している。

だが今回は、盛り付けだけでなく、ラストを”削って”いる。

他の誰も使わない、私だけの木型。


P1010542.jpg


そして、マイラストをもとにつくったフィッティング用の仮靴。

P1010538.jpg P1010537.jpg

フィッティングの調整をし、最終的な確認をする。


これで2回目は終了。

この2回目が最も重要なプロセスだ。



そして完成。靴の受け取りと最終チェックのため、3回目の訪問。

P1010787.jpg  P1010792.jpg


革の押し出しが強いので、穴飾りは少し控えた。


底付けはステッチダウン。

もちろん手縫いによる底付けなので手間がかかる。

ステッチダウンにすることで価格を抑え、注文靴を身近なものにしようという取り組みなのだ。


マイラストは持ち帰り。

次に注文するときに必要となる。

トゥの形状を変えることもできる。

これが俺の足か~、と嬉しくなる。


完成までに3回の来訪が必要となったが、本格的なオーダーを経験することができた。

そう考えると、遠距離かつ交通の便の悪いこの工房へのドライブも苦にならない。


P1010794.jpg

もちろん、靴の出来栄えにも満足。

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 靴について

2 Comments

なおけんた  

Re: No title

> 実はここがいちばん気になってます。
> 詳細なレポートありがとうございます^_^
>
> 3回訪問が必要というのも、前向きにとらえれば3回鹿児島に行けるわけで、旅行の理由になるかなと。
> 高速にも近いようですし、ETC夜間割引使えば、なんて。
>
> チャッカなんか良さそうですね。


「交通の便が悪い」というのは、あくまでも「私の街から」ということですね。
高速道路の薩摩吉田インターで下りて、それほど遠くはありません。ただ、初めての人は、この道を行くのか?という気持ちになる所もあります(笑)。

初めて作るときは3回かかりますが、2度目の注文以降は、木型の再調整を必要とせず、デザインも難しいものや細かい指示が必要なものでなければ、ラストを送ってメールで注文することもできます(極端な話ですが)。
でも、注文する行為そのものが楽しいんですけどね。

ステッチダウンなので、どちらかというと短靴よりもブーツの方がカッコいいと思います。
だから、チャッカという選択は非常に良いと思いますよ。

2015/12/26 (Sat) 08:25 | REPLY |   

europeanblend  

No title

実はここがいちばん気になってます。
詳細なレポートありがとうございます^_^

3回訪問が必要というのも、前向きにとらえれば3回鹿児島に行けるわけで、旅行の理由になるかなと。
高速にも近いようですし、ETC夜間割引使えば、なんて。

チャッカなんか良さそうですね。

2015/12/26 (Sat) 07:29 | EDIT | REPLY |   

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