HUNGRY HEART~いつも何かを求めて~

地方在住の50過ぎの中年です。 靴や革製品などの他に、趣味や家族、社会などあらゆることについての自分の思いをだらだらと書き綴っていきたいと思っています。 何かコメントがありましたら遠慮なさらずにどうそ。

詳細 浅草コブラー オリジナルシューズ

浅草コブラー オリジナルシューズ

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・・・・・・・の詳細。

前回記事にしたように、

IMGP6206 (800x552)  

この靴をベースモデルにしたのだが、どうもこちらの靴の方に雰囲気が似ている。

Flor sankougazou

※ shoesadictさんのブログより
   

では、詳細。


asa co小窓 (800x558)

小窓には

「ツイステッドラストのサイズ27cm」
「2015年11月28日(注文日)」
「浅草コブラー 32番目の注文靴」

を表す言葉が入る。

※ 浅草コブラーのwebページでは、なぜか No.31で画像が掲載されている。

11月28日に注文してから1月10日に完成、13日に届いた。1か月半という非常に早い納品。

asa co中敷き (588x800)

中敷きはオプション料のかからない豚革を選んだからか、型押しのロゴがいまいちはっきりしない(笑)。


asa co ソール (3) (659x800) asa coソール斜め (2) (800x346)

出し縫いのステッチは伏せ縫いで、非常に奇麗かつ立体的に仕上げられている。


asa coインソール (661x800)

ハンドソーン・ウェルテッドで、アウトソールの出し縫いもハンド。いわゆるフルハンド、10分仕立て。

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ハンドで出し縫いをするのは手間がかかるが、加えて縫いのピッチも細かい。
大変な作業だったのではないかと思う。

出し縫いの色は白にするか生成りにするか少し迷ったが、生成りを選択。

アッパーの2連ステッチもなかなか細かい。


asa coかかと (2) (564x800)

踵のラインも立体的に作られている。


そして、一番の特徴は、この靴に使われている「ツイステッドラスト」。

素人なので詳しいことはよくわからないが、「ねじれ」を強く取り入れたラストらしい。



マスターロイドと比べてみた。

ロイドとコブラー (603x800) ロイドとコブラー (2) (800x671)

こうやって見ると、コブラーオリジナルの方が、甲が低く、扁平である。
なんだか、カモノハシのようだ。


そして、コブラーは甲の外側(小指側)がさらに低くなっている。

ロイドとコブラー (3) (800x561)


正面からの画像

ロイドねじれ (800x638) 浅草ねじれ (800x633)

コブラーは、レースステイ部も含めて、甲部分が外側に傾いているのがよくわかる。

逆に、つま先部分は内側に傾いている。甲とは逆の流れ。

これが「ねじれ」なのだろう。

ツイステッドラストは人間の自然な歩行(かかとで着地するときは外側に力がかかり、それがつま先に向かって内側に移動する)を助けるのだそうだ。

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で、この木型、足入れとフィット感が非常に良い。

浅草コブラーではもう一つベーシックラストというのがあるが、27cmのベーシックラストは私には甲周りがきつくて合わなかった。

しかし、同サイズのツイステッドラストは甲が全然きつくない。

ねじれのおかげだろう。人間の足はねじれているのだ。



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それから、甲に変なしわが出にくいのだそうだ。

足の形に添っているからか?甲に変な空間が少ないからか?

これについては、実際に履いてみたらはっきりする。


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ソールの仕上げがあまりにも奇麗すぎるので、履くのに少し躊躇している。

が、靴は道具。履いてなんぼである。

近いうちに履き下ろしてしばらく履き続け、履き心地や変化を楽しんでいきたい。


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 靴について

6 Comments

なおけんた  

Re: No title

europeanblend さん

> やはりこの出し縫いのステッチ幅は現代ではハンドでしか出せなさそうですね。私もここのところは50sフローシャイム2足預けて、念押ししましたが、どうも機械ではいろいろ厳しいようです。。。

機械ならあっという間に縫ってしまいそうですが、今は細かいピッチでは難しいんですね。
60年前はできていたのに今はできないというのもおかしな話ですが・・・。



> ツイステッドラストというのも大変良さげですね^_^

ねじれているので、機械によるつり込みは難しいようです。
やはり手つり込みが必要になってくるんですね。
ビスポークの木型はツイステッドラストがよく見られるようです。



> しかし、写真だけでここまでの靴が作れるとは、相当なスキルがあるんでしょうね。しかも1カ月ですし。
> 私のはもうかれこれ8カ月、、、
> あそこも結構技術力あると思うんですが、ずいぶん苦労されているようです。

職人さんの力量とこだわり(かなりこだわりをもって作っているようです)も素晴らしいですが、プロデュースする店主の石郷岡さんの力も大きいのかなと思います。
石郷岡さんは、靴好きなら誰もが知っている、英国メーカーに日本人に合った木型で靴を作らせる某靴店(某と言ってもすぐわかりますが)に勤務されていて、福岡店(今はありませんが)の出店にも関わっていたそうです。
会話していると靴についての知識・造詣の深さや強いこだわりが感じられる人です。
靴が好きで、私の企み(笑)や願いを興味深く聞いてくれていました。
職人さんにも細かい指示を出しているようですね。

ツイステッドラストについては調整もなく、サイズもわかっていますので、今後注文する場合はメールでもOKなんだそうです。
まとまったお金ができたらまた・・・・とよからぬことを考えています(笑)。

2016/01/17 (Sun) 18:00 | REPLY |   

europeanblend  

No title

やはりこの出し縫いのステッチ幅は現代ではハンドでしか出せなさそうですね。私もここのところは50sフローシャイム2足預けて、念押ししましたが、どうも機械ではいろいろ厳しいようです。。。

ツイステッドラストというのも大変良さげですね^_^

しかし、写真だけでここまでの靴が作れるとは、相当なスキルがあるんでしょうね。しかも1カ月ですし。
私のはもうかれこれ8カ月、、、
あそこも結構技術力あると思うんですが、ずいぶん苦労されているようです。



2016/01/17 (Sun) 14:51 | EDIT | REPLY |   

なおけんた  

Re: タイトルなし

みきおさん

> まだ靴が届いてない、みきおです涙
> 待てないです笑

オーダーは「待つ」という苦行を伴うのがネックですよね。
私もたった1ヶ月半でも待ち遠しかったですからね。



> 靴底はレザーのようですが、つま先など減ってくるとオールソールしますか??
> 最近革底でオーダーしてるのですが
> つま先がよく減ってどーしするのがいいか、ご教授下さい…>_<…

新しいウェルテッドシューズのレザーソールは硬くて、土踏まず部分の屈曲性が低いですから、初めのうちはどうしてもつま先が減りますよね。
ある程度減ってからは、屈曲性が高くなって進行が遅くなります。

オールソールは靴にとっては大きな負担を強いる大手術ですので、あまり頻繁にするものではないと思っています。
グッドイヤーの靴は何度もオールソールできるようなことが言われてますが、せいぜい3回だそうです。ウェルトが傷んでくるんですね。
それ以上する場合は、ウェルトを交換するというさらに大きな手術が必要になってくるそうです。

つま先が減った場合は、靴の耐久性の面と経済的な面から言っても、つま先だけのリペアで済ませた方がいいですね。
私はつま先の減りがウェルトに達する前にリペアに出します。

つま先リペアもいろいろありますので、お好みに合わせて依頼するといいと思います。

〇ゴムによるリペア~最も安くて耐久性があり。レザーソールとの見た目の違和感あり。
〇レザーによるリペア~価格は少し高め。レザーソールとの相性バッチリ。耐久性は劣る。
〇スティールの装着~耐久性抜群。カッコいい。履いているときの違和感あり。床を傷つける。
 スティールは、ゴムまたはレザーでリペアしたのち追加する形が多いですね。

いずれにしてもオールソールよりはずいぶん安く、靴への負担も少ないです。

私は、先日記事にも載せましたが、Florsheim Royal Imperial のつま先をゴムでリペアしました。
理由は、金欠だったからです(笑)。リペア料1500円でした。

2016/01/17 (Sun) 10:32 | REPLY |   

みきお  

まだ靴が届いてない、みきおです涙
待てないです笑

靴底はレザーのようですが、つま先など減ってくるとオールソールしますか??
最近革底でオーダーしてるのですが
つま先がよく減ってどーしするのがいいか、ご教授下さい…>_<…

2016/01/17 (Sun) 07:47 | REPLY |   

なおけんた  

Re: タイトルなし

なおきさん、こんにちは


> こんにちは。
> 素晴らしい靴ですね。
> 古き良き仕様を現代風にモディファイしたという印象で、個人的にはヴィンテージの再現より面白いと思います。
> 現代のファッションにも落とし込みやすいのではないでしょうかね。
> エイジングリポートも楽しみにしております〜

なるほど、そういう見方もありますね。ありがとうございます。
「古靴の再現」ということに関しては、オーダーの難しさを味わうことになりましたが、結果的に、とても好きな靴に仕上がったと思います。合わせる服をそれほど選ばない汎用性の高さがあると思います。

これから履き込んでいって新たな発見があるかもしれません。

また、これで、今後は来店しなくてもメールのやり取りで靴を注文することはできそうです。

2016/01/16 (Sat) 15:34 | REPLY |   

なおき  

こんにちは。
素晴らしい靴ですね。
古き良き仕様を現代風にモディファイしたという印象で、個人的にはヴィンテージの再現より面白いと思います。
現代のファッションにも落とし込みやすいのではないでしょうかね。
エイジングリポートも楽しみにしております〜

2016/01/16 (Sat) 11:53 | REPLY |   

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