2足目の「Lee Kee」

余計な焦げ茶のクリームによる色ムラが醜い。


こういうアンティーク調がカッコいい場合もあるが、
この靴の場合は個人的には好きではない。

左右の色のバランスが悪すぎ。
トゥは右足が濃く、甲は左足が濃い。
だからクリーニングに取り組んだ。
が・・・・・・
強敵である。
ステインリムーバーではほとんど落ちない。
これは、油で油を除去するしかない。
ということで、マスタングペーストを全体に塗り、1日置いてから拭き取った。
マスタングペーストはクリームを浮かせる力がある。油が油を浮かせるのだ。
期待を込めて拭き取ったが、布にはかなり色がつくものの、それでもまだ全然だめ。
かなり頑固なクリームである。
こうなったら最終兵器の登場!
サフィール・レノマット・リムーバー

これは汚れが落ちる、気を抜くと色も落ちる(笑)。
もろ刃の剣である。
「肉を切らせて骨を断つ」覚悟でこの最終兵器を使った(しかも溶剤の匂いがすごい)。
が・・・・。
十分には落ちない。汚れのアンバランスは解消されない。
かなりの強敵・・・・いや、勝てないかもしれない。
だんだん弱気になっていく。
逆に焦げ茶のクリームをのせてバランスを図ろうかな・・・などという思いも出てきた。
でも、色乗せはあんまりうまくいったためしがない。
そんなとき、ある道具が目についた。
それは普段は靴の手入れには関係ない道具だが、どこの家庭にもあるもの。
ダメもとで使ってみた。
さて、どんな結果となったか・・・・・。
続く・・・・
スポンサーサイト