今までに買った靴の中で、オークションで手放してしまった靴も結構あります。気に入って買った靴、勢いで買った靴、足に合わなかった靴など、さまざまです。まずはこれ。トレーディングポストのセールで買ってしまったアルバラデホ(現カルミナ)。ホーウィン社のコードバンを使っていて、モカ縫いは革をつなぎ合わせているのではなく、プレーントゥにわざわざ掬い縫いをしています。職人技!。現在のカルミナは先のとがったような細みの木型になってしまいましたが、これは私好みのラウンドトゥ。サイズもあっていて、価格もかなり安かったので勢いで買ってしまいました。でも2年くらいでオークションへ・・・。
理由は何かというと、別に嫌いになったわけではないのですが、あえて挙げてみると
①左右の靴の色の濃さが若干違う。
②片方の靴のトゥに1センチ幅の傷(何かの角が当たったような)がある。だからセール?
③コードバンはすでにオールデンとアレンエドモンズを持っていて、出番が少ない。雨の日にはもちろん履けません。コードバンは雨に弱いので。ますます出番が少ない。
④いつまでも硬い。オールデンやアレンよりも硬い。
というようなものです。要するにあまり履かなかったので、「宝の持ち腐れ」と思い、もっと履いてくれる人のもとに嫁いだ方がよい、ということで”離婚”しました。改めて写真を見ると「いい靴だなあ」と思います。明らかにアレンやオールデンよりも作りがいい。今頃になって少し後悔しています。
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