羽田の"靴のハシモト"の短靴が3つになった。

① プレーントゥ(独ワインハイマー・ボックスカーフ)

② パンチドキャップトゥ(国産コードバン)

③ セミブローグ(伊ゾンタ・カーフ)
※ お弟子さんの靴・既製品
お弟子さんの靴を比べるのはかなり無理があるが・・・
まずは①と②

2つとも、同じ人間の足で、同じ木型で作ったのに、見た目の大きさが違う。
革の厚みなど素材の違いによるのだろう。
でも、やはりレースステイの位置は同じ。
ちなみに、コードバンはまだ履いてない(笑)。
②と③の比較

明らかに木型が違う。
③は細い木型で、私が履くためには足長が長くないといけない。
私の足に合わせて作ったわけではないのだから。
ソールから見ると違いが歴然。

ソール表面の仕上げは②の方が美しい。さすが師匠。
ん?なんか変だ。

お弟子さんの靴、トップリフトのゴムの向きが逆じゃね?
一般的には、ゴムが外側についてるものだが・・・。
まあ、ご愛嬌というところか。
一応、連絡はしておこう。

細部を見ると、仕上げに小さくはない差がある。
だが、基本的な部分はしっかりしているので十分許容範囲。
お弟子さんも、これからどんどん数をこなしていけば、もっともっと素晴らしい靴を作ることだろう。